おどろおどろしさとかわいらしさの絡み合う複雑怪奇な陶芸展『由良 薫子 陶展 なにか、いる』日本橋三越本店で初開催。期待の若手陶芸家のユーモアあふれる60作品を4月7日(水)から展示・販売。
おどろおどろしさとかわいらしさの絡み合う複雑怪奇な陶芸展『由良 薫子 陶展 なにか、いる』日本橋三越本店で初開催。期待の若手陶芸家のユーモアあふれる60作品を4月7日(水)から展示・販売。
日本橋三越本店 本館6階 美術工芸サロンにて、「由良 薫子 陶展 なにか、いる」を初開催いたします。
妖怪をモチーフにした絵付作品や、表面の凹凸に合わせて妖怪の模様を描く「熔怪シリーズ」で注目を集めている陶芸作家です。由良氏が参加した過去のグループ展では作品が完売になるなど、今注目を集めています。
酒器、茶碗など怪奇なデザインでありながらも、どこかかわいらしさを感じる作品を一堂に展示・販売いたします。
どこかにいるかもしれない。そんな妖怪たちの不思議な世界をお楽しみください。
【「由良 薫子 陶展 なにか、いる」開催概要】
日時:2021年4月7日(水)~4月13日(火)※最終日は午後5時閉場
会場:日本橋三越本店 本館6階 美術工芸サロン
入場料:無料
【入場制限のご案内】
4月7日(水)より開催の「由良 薫子 陶展 なにか、いる」の入場におきまして、事前のお申し込み(先着順)による入場制限をさせていただきます。入場制限の実施につきましては会期初日4月7日(水)を予定しております。詳細は3月26日(金)より特設サイトにてお知らせいたします。
特設サイト:https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews073.html
”熔怪”シリーズについて
染付の器という見慣れた身近なアイテムに妖怪などを描きこむことで、違和感を与えるとともに「何かいるかも」と空想を楽しむきっかけを作ることができれば、と妖怪を描くシリーズを制作し始めた由良氏。その時はランダムな染付の濃み(だみ)模様から妖怪などを探して描いていたが、より自分自身でも操作できない模様を元に描きたいと思い釉薬が熔けることで出来る模様から、"妖怪"と”熔怪”をかけたこのシリーズが生まれました。染付のものより絵が見えづらくなっているので、見る側も「なにか、いるかも」と思って探すことができる作品です。
■デジタルカタログは下記よりご覧いただけます。
https://my.ebook5.net/mitsukoshi/artyura0407/
作者ステートメント
私は虫捕りが好きです。私の絵付けの方法は虫捕りと同じです。
ランダムにかけた釉薬の流れからできた模様、自由に何も考えずに筆を振り回してできた呉須の模様。そのような一見何でもない模様から生き物や妖怪などを探して、見つけては線を書き足すことで生き物や妖怪を描く絵付けをしています。私が描きたいと思うところに生き物がいてくれないこともよくありますが、生き物ってそんなものだと思いながら線を描いています。
「もしかしたらここにもいるかもしれない。」絵を描くとき以外もそう思いながら歩いていると、いろんな「何か」が見つけられて楽しいです。今回の展示でも作品を見る人にそういった感覚を少しでも与えることが出来ればいいなと思い、制作をしています。
略歴
由良 薫子/Kaoruko Yura
twitter:@scp2saruco
instagram:@koruokarayu
1993 年 兵庫県生まれ
2015 年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
2018 年 多治見市陶磁器意匠研究所技術コース卒業
2019 年 金沢卯辰山工芸工房 入所
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