革新的な映像表現を追求する3DCGアニメスタジオのチャレンジを支援
東京
シネックスジャパン株式会社
AMDの「EPYC」搭載サーバー導入でGPUレンダリングを1時間から10分へ短縮
この度、シネックスジャパン株式会社(本社:東京 代表取締役社長:國持重隆、以下「シネックスジャパン」)は、グローバルマーケットに向け3DCG映像作品を送り出してきたアニメーションスタジオ、株式会社SOLA DIGITAL ARTS(本社:東京 代表取締役:ジョセフ・チョウ、読み方「ソラ・デジタル・アーツ」、以下「SOLA DIGITAL ARTS」)に、先進的なGPUレンダリング環境を導入した事例資料を公開いたしました。
事例資料はこちら
https://www.nexpect.jp/ebooks/soladigitalarts_hpe/
事例資料はこちら
https://www.nexpect.jp/ebooks/soladigitalarts_hpe/
(※注)今回の事例は、ProLiantという今回事例対象のGPUレンダリング環境を構成するサーバーの、提供元メーカーであるHP様もオフィシャルページにて詳細を紹介されているような特異な例に該当します。
SOLA DIGITAL ARTSは、“3DCGアニメーションによる革新的な映像表現の追求”をビジョンとするアニメーションスタジオです。これまで、「攻殻機動隊SAC_2045」、「ULTRAMAN」、「スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット」、「ブレードランナーブラックアウト2022」等、多数映像作品の企画から制作までを手掛け、世の中に送り出してきました。
その革新的な映像表現と圧倒的なクオリティを支えているのは、創業者の一人であり、3DCGアニメーションの第一人者として世界に知られる荒牧伸志氏の「誰も見たことのない、驚きとエンターテインメントに満ちた作品を作りたい」という強い思いです。
2019年にはスタッフを拡充し2つの作品を並行して制作できる2チーム体制に移行する等、同社は以前より制作体制の大幅な強化を進めていました。同時にレンダーファーム増強も必至でした。
背景として、3DCGアニメーション制作の生産性を劇的に向上させるには、制作工程で大きな時間を占めるレンダリング時間の大幅圧縮が喫緊の課題がありました。
当時、作品の高品質化とともに扱うデータ量は増加する一方、最新作のデータ量は前作の2倍にまで達していたことを受け、同社はレンダリング処理能力の劇的な向上を目的とした『GPUレンダリング』導入を決断したのです。
本プロジェクト実現には豊富なテクノロジー知見を持つアドバイザーの存在を必要としたことから、サーバー提案導入経験を豊富に持つシネックスジャパンのソリューション営業部隊が、SOLA DIGITAL ARTSの本格的なGPUレンダリング環境実現に向け支援を行いました。
そして、シネックスジャパンはSOLA DIGITAL ARTSの「GPUレンダリングで1時間を10分に短縮する」目的実現を最優先としHPE ProLiant DL385 Gen10Pl us(計16台)によるレンダーファームを提案、採用された経緯です。
この環境は、『GPUレンダリング環境の新設』という基本方針に加え、『CPUレンダリングの高速化』もサーバー構成の要件とし、1システムでGPUとCPU、2つのレンダリング要求に応えるものです。
AMD EPYC ™プロセッサーはより多くのコアを利用できることに加えクロック数でも明らかな優位性がある点も、評価されました。
結果、同社は、3DCGアニメーションの生産性向上に加え、より多くのトライ&エラーが可能になったことで映像作品の品質を一層向上できるようになりました。
今回導入により、具体的には、下記のような効果を得ています。
- GPUによりレンダリング処理を最大6倍に高速化
- CPUリソースを3倍に増強するとともに、GPUリソースを新たに活用
同社のDesign Engineer笹倉 逸郎 氏は、下記のように述べています。
「シネックスジャパンには常に適切なアドバイスをいただき、私たちが求めていた環境を適切な機器構成で実現することができました。『誰も見たことのない映像づくり』へのチャレンジは続きます。これからも確かな技術支援を期待しています。」
今後もシネックスジャパンは、目標、戦略、リソース、テクノロジーソリューションを共有することで、顧客、ビジネスパートナー、従業員が成功を収めることを支援します。
賢い投資、イノベーション、ソリューションベースの製品により、すべてのステークホルダーに対する企業価値を高めます。
シネックスジャパンについて
シネックスジャパンは、米国SYNNEX Corporation(※)の日本法人です。
シネックスジャパンは、従来の卸売ビジネスに加え、お客様の課題を解決するために国内外の製品・サービスを組み合わせたソリューション提案を行うことで、「ハイブリッドディストリビューター」としての付加価値を提供しております。また、eコマースやデジタルマーケティングにより、ビジネスパートナー様からエンドユーザー様まで幅広くサービスをご提供いたします。
※SYNNEX Corporationは全世界26ヵ国で従業員を有し、IT製品を中心としたディストリビューション、ロジスティクス、 ソリューションを提供する、米国フォーチュン 500社(2020年130位)に選ばれているグローバルディストリビューターです。フォーチュン 500ランキングについての詳細な情報は、
https://fortune.com/company/synnex/fortune500/
をご参照ください。
【本件に関するお問い合わせ】
〒135-8559 東京都江東区東陽6-3-1 東京イースト21ビジネスセンター2Fシネックスジャパン株式会社
デジタルトランスフォーメーション&マーケティング部門 マーケティング本部
e-mail : pr@synnex.co.jp
※掲載されている社名又は製品名は、各社の商標又は登録商標です。
©2021 SYNNEX Japan Corp.
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、リリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
本記事に関するお問い合わせ:シネックスジャパン株式会社
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