多摩美術大学企画、演劇系大学共同制作公演『あたらしい憲法のはなし3』を開催
東京
学校法人 多摩美術大学
オーディションで選ばれた若き才能が『あたらしい憲法のはなし』で “わたし” たちの未来をチャットする。
多摩美術大学(東京都世田谷区・八王子市 学長:建畠晢)はこのたび、都内の大学で演劇を専攻する学生と36歳以下の新進演劇人による演劇『あたらしい憲法のはなし3』の公演を東京・池袋の東京芸術劇場で開催いたします。
『あたらしい憲法のはなし』は、日本国憲法が施行された1947年に文部省が発行した中学1年の社会科の教科書で、わずか5年で使用停止となったものです。本学演劇舞踊デザイン学科講師で劇作家の柴幸男は2015年、この教科書をもとに社会のルール作りを出演者たちとゼロから模索する劇『あたらしい憲法のはなし』を制作しました。
本公演はそのバトンを受け取った本学卒業生の演出家・西 岳が新たな脚色・演出を加えて創作したものです。若者たちが憲法について思索し、現実と理想と虚構の話し合いに挑みます。
*本公演は文化庁委託事業 令和3年度「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」に採択されています。
- 開催概要
底本(文部省・1947)、原作(柴 幸男・2015)
脚色・演出:西 岳
日時:2021年9月10日(金)~ 9月12日(日)
10日18:30~、11日14:00~、18:30~、12日14:00(計4回)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分
駅地下通路2b出口直結
チケット料金:一般 3,000円、大学生 2,000円、高校生以下 1,000円 *配信 1,000円
東京芸術劇場ボックスオフィス、演劇最強論ing、ローソンチケットで販売中です。
※全席指定、前売・当日同一料金
※未就学児はご入場いただけません。
※オンデマンド配信についての詳細は、決定次第、下記公式サイトにて発表します。
『あたらしい憲法のはなし3』公式サイト
https://newcon2021.wixsite.com/mysite
主催:文化庁・多摩美術大学
企画:多摩美術大学
共催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
後援:東京演劇大学連盟
(桜美林大学 玉川大学 多摩美術大学 桐朋学園芸術短期大学 日本大学)
協力:公益社団法人 日本劇団協議会
助成:公益財団法人 アサヒグループ芸術文化財団
制作:『あたらしい憲法のはなし3』制作部
東京演劇大学連盟 共同制作公演2021製作委員会
共同制作公演2021事務局
- 関連イベント1:アフタートーク『A Chat About Our Future』
西 岳(演出家・本学卒業生)× 野上絹代(演出家・本学卒業生、非常勤講師)× 柴 幸男(劇作家・本学講師)
MC:水谷八也
- 関連イベント2:シンポジウム『大学における演劇教育と演劇界〜豊かな関係性の構築のために〜』
※詳細は後日、『あたらしい憲法のはなし3』公式サイトで発表します。
- 『あたらしい憲法のはなし』について
2015年9月19日午前2時頃、憲法違反と警告されていた安全保障関連法案が、国会で暴力的な過程を経て可決されました。同じ日の夕方、パルテノン多摩の水上ステージで憲法に思いを巡らす『あたらしい憲法のはなし』が穏やかに上演されたのです。この皮肉な偶然は、その上演、戯曲の意義を鮮やかに示す結果となりました。
- 演劇系大学共同制作公演について
多摩美術大学は、2015年度に続いて2度目の担当校です。2015年度の『カノン』(作:野田秀樹 演出:野上絹代)は熱い評価を得て、2021年8月、東京芸術劇場主催公演版として再登場します。
- 文化庁委託事業「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」について
- 多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科について
本記事に関するお問い合わせ:学校法人 多摩美術大学
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