チームラボ、サンフランシスコ・アジア美術館の新館のオープニングを飾る。全てが境界なく連続する個展「teamLab: Continuity」開催中。
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チームラボ株式会社
アート集団チームラボの個展「teamLab: Continuity」が、サンフランシスコ・アジア美術館で7月23日(金)にオープンしました。サンフランシスコ・アジア美術館は、世界で最も充実したアジア美術のコレクションを誇る美術館のひとつ。境界なく連続する世界を表現した「teamLab: Continuity」は、アジア美術館に増築された新館「アキコ・ヤマザキ&ジェリー・ヤンパビリオン」のオープニング展として、長期的に開催されます。
「teamLab: Continuity」は、全てが境界なく連続することをコンセプトにした展覧会。人間は世界を認識するとき、分断し、境界のある独立したものとして捉えてしまいます。アートも従来独立したものが対象となっているなかで、本展の作品群は、展示空間から出て移動し、他の作品とコミュニケーションし、影響を受け合い、時には混ざり合い、境界なく連続する1つの世界を創りだします。本展を通じてチームラボは、統合的に世界を捉え直し、連続していることそのものが美しいと思えるきっかけを創ることを目指しています。
6000年以上にわたるアジアの文物や芸術品を1万8000点以上所蔵しているサンフランシスコ・アジア美術館と、長い歴史を持つ人類の知の連続性の上に存在するチームラボの作品群。チームラボは、新たなパビリオンの誕生を記念する本展を通じて、現代と、現代と連続している過去を行き来し、理想的な未来を想像してほしいと考えています。
展覧会詳細: https://www.teamlab.art/jp/e/asianart/
6000年以上にわたるアジアの文物や芸術品を1万8000点以上所蔵しているサンフランシスコ・アジア美術館と、長い歴史を持つ人類の知の連続性の上に存在するチームラボの作品群。チームラボは、新たなパビリオンの誕生を記念する本展を通じて、現代と、現代と連続している過去を行き来し、理想的な未来を想像してほしいと考えています。
展覧会詳細: https://www.teamlab.art/jp/e/asianart/
【展示作品】
花と人の森、埋もれ失いそして生まれる / Forest of Flowers and People: Lost, Immersed and Reborn
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_flowerforest
空間には複数の季節が同時に存在し、それらがゆっくりと移り変わっていく。
1年間の花々は、移り変わっていく季節に合わせて、生まれる場所がゆっくりと移り変わっていく。
花々は生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて散り、枯れて、死んでいく。つまり、花は誕生と死滅を、永遠に繰り返し続ける。 人々がじっとしていれば、その付近の花々は普段より多く生まれ、咲渡る。人々が花にふれたり、踏むと、いっせいに散って死んでいく。
作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、人々のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は2度と見ることができない。
春、国東半島に訪れた際、山の中の桜やふもとの菜の花を見ているうちに、どこまでが人が植えたものなのか、どこまでが自生している花々なのか疑問に思った。そこは多くの花に溢れ、非常に心地よい場所だった。そして、その自然が、人の営みの影響を受けた生態系であることを感じさせる。どこまでが自然で、どこからが人為的なのか、境界が極めてあいまいなのだ。つまり、自然と人間は対立した概念ではなく、心地良い自然とは、人の営みも含んだ生態系なのであろう。そして、近代とは違った、自然に対して、人間が把握したり、コントロールしたりできないという前提の自然のルールに寄り添った人の長い営みこそが、この心地良い自然をつくったのではないだろうか。その谷間の人里には、以前の自然と人との関係が、ほのかに残っているように感じられ、コントロールできないという前提の下での、自然への人為とはどのようなものなのか、模索したいと思う。
追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、超越する空間 / Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as well, Transcending Space
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, 4min 20sec, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_crows_transcending_space
動画: https://youtu.be/hk7MAvOvKdk
空間の入口付近中央に立って見る作品。
展覧会場の奥にある空間に、「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして境界を越えて飛ぶ」が入ってくると、この作品ははじまる。カラスが空間を出てていき、いなくなると、作品は終わる。
空間の入口付近中央に立つと、壁や床の境界面がなくなり、カラスの軌跡が描く線が空間に立体的に描かれはじめ、やがて作品世界に身体ごと没入し、人々は身体と作品世界との境界をも失っていくだろう。
光で描かれた八咫烏が空間を飛び回り、その軌跡が光跡となり光の空間に描く書「空書」を描いている。カラスが互いに追い追われる。追うカラスも、やがて追われる側になり、追いつかれカラス同士ぶつかると、カラスは散って花となる。
また、カラスは、鑑賞者を把握しよけながら飛んで行くが、よけきれずに鑑賞者にぶつかると同じように散って花となる。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として、以前の状態が複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして境界を越えて飛ぶ / Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as well, Flying Beyond Borders
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_crows_flying
各空間から、カラス達が出て、この作品ははじまる。
他の作品の境界を越境し、時には他の作品に影響を与えながら、縦横無尽に飛び回る。例えば、カラスが飛ぶことによって、他の作品の花を散らしたり、「世界はこんなにもやさしくうつくしい」の文字から文字がもつ世界が現れる。
光で描かれた八咫烏が空間を飛び回り、その軌跡が光跡となり光の空間に描く書「空書」を描いている。カラスが互いに追い追われる。追うカラスも、やがて追われる側になり、追いつかれカラス同士ぶつかると、カラスは散って花となる。
また、カラスは、鑑賞者を把握しよけながら飛んで行くが、よけきれずに鑑賞者にぶつかると同じように散って花となる。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として、以前の状態が複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
追われるカラス、追うカラスも追われるカラス – Black in White / Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as well - Black in White
teamLab, 2014, Digital Work, 5 channels, 4 min 20 sec (loop), Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_crows_black_white/
動画: https://youtu.be/Yim8Lt5W4_M
The Way of the Sea, Transcending Space - Colors of Life
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_way-of-the-sea-colors_transcending
動画: https://youtu.be/86WvNj9daec
The Way of the Sea, Flying Beyond Borders - Colors of Life
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_way-of-the-sea-colors_flying
空間から、魚群が出て、この作品ははじまる。
他の作品の境界を越境し、時には他の作品に影響を与えながら、縦横無尽に泳ぎ回る。人々が魚に手を近づけると、人々はそれぞれ色を持っており、その色に染まっていく。
この作品はチームラボの「鳥道」という作品のシリーズである。禅に「鳥道」という言葉がある。鳥の行く道は、人間の「道路」のように固定したものではなく、自由無礙なこと、そして跡を残さないことを意味する。
数千から数万の魚の群れの動きは、美しく神秘的で、まるで一つの巨大な生命体のようにも見える。群れには、リーダーもいなければ意思疎通もなく、となりの仲間が動くと自らも動くというような単純な規則で動いているとされている。しかし、数百匹の群れでほぼ同時に起こることの生理学的なメカニズムは謎に包まれている。そこには、人間がまだ理解していない普遍的原理の存在があるかのように感じる。何にせよ、群れによる彩色には、全体としての意思はない。人々の存在の影響を受けながら、一匹一匹がプリミティブな規則で動くことで、平面は、意図のない複雑で美しい彩色となる。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として、以前の状態が複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
空間を越えて共有する巨石 / Sharing Rock Mass, Transcending Space
teamLab, 2019, Interactive Digital Installation作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/sharingrock_aam
動画: https://youtu.be/GVtLjUIb3Ts
上海にあるチームラボボーダレスの世界の中を浮遊する巨石。巨石は上海のチームラボボーダレスの通路を浮遊し壁の中にめり込んでいく。そして、ミュージアムという物理空間をも超えて、この展覧会の空間に、めり込んだ分だけ壁から姿を表す。
この空間の壁から顔を出した巨石に人々が手を近づけると、巨石は青く光る。その光は、上海の壁にめり込んでいる巨石まで流れていく。上海でめり込んでいる巨石に人々が触れると、巨石は赤く光り、その光は、こちら側の巨石まで流れ込んでくる。巨石に赤い光が流れ込んだ時、それは、上海で誰かが、巨石の反対部分に触れているということだ。
反転無分別 - Cold Light / Reversible Rotation - Cold Light
teamLab, 2019, Digital Work, Single channel, Continuous Loop
花と人の森、埋もれ失いそして生まれる / Forest of Flowers and People: Lost, Immersed and Reborn
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_flowerforest
空間には複数の季節が同時に存在し、それらがゆっくりと移り変わっていく。
1年間の花々は、移り変わっていく季節に合わせて、生まれる場所がゆっくりと移り変わっていく。
花々は生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて散り、枯れて、死んでいく。つまり、花は誕生と死滅を、永遠に繰り返し続ける。 人々がじっとしていれば、その付近の花々は普段より多く生まれ、咲渡る。人々が花にふれたり、踏むと、いっせいに散って死んでいく。
作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、人々のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は2度と見ることができない。
春、国東半島に訪れた際、山の中の桜やふもとの菜の花を見ているうちに、どこまでが人が植えたものなのか、どこまでが自生している花々なのか疑問に思った。そこは多くの花に溢れ、非常に心地よい場所だった。そして、その自然が、人の営みの影響を受けた生態系であることを感じさせる。どこまでが自然で、どこからが人為的なのか、境界が極めてあいまいなのだ。つまり、自然と人間は対立した概念ではなく、心地良い自然とは、人の営みも含んだ生態系なのであろう。そして、近代とは違った、自然に対して、人間が把握したり、コントロールしたりできないという前提の自然のルールに寄り添った人の長い営みこそが、この心地良い自然をつくったのではないだろうか。その谷間の人里には、以前の自然と人との関係が、ほのかに残っているように感じられ、コントロールできないという前提の下での、自然への人為とはどのようなものなのか、模索したいと思う。
追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、超越する空間 / Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as well, Transcending Space
teamLab, 2017, Interactive Digital Installation, 4min 20sec, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_crows_transcending_space
動画: https://youtu.be/hk7MAvOvKdk
空間の入口付近中央に立って見る作品。
展覧会場の奥にある空間に、「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして境界を越えて飛ぶ」が入ってくると、この作品ははじまる。カラスが空間を出てていき、いなくなると、作品は終わる。
空間の入口付近中央に立つと、壁や床の境界面がなくなり、カラスの軌跡が描く線が空間に立体的に描かれはじめ、やがて作品世界に身体ごと没入し、人々は身体と作品世界との境界をも失っていくだろう。
光で描かれた八咫烏が空間を飛び回り、その軌跡が光跡となり光の空間に描く書「空書」を描いている。カラスが互いに追い追われる。追うカラスも、やがて追われる側になり、追いつかれカラス同士ぶつかると、カラスは散って花となる。
また、カラスは、鑑賞者を把握しよけながら飛んで行くが、よけきれずに鑑賞者にぶつかると同じように散って花となる。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として、以前の状態が複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして境界を越えて飛ぶ / Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as well, Flying Beyond Borders
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_crows_flying
各空間から、カラス達が出て、この作品ははじまる。
他の作品の境界を越境し、時には他の作品に影響を与えながら、縦横無尽に飛び回る。例えば、カラスが飛ぶことによって、他の作品の花を散らしたり、「世界はこんなにもやさしくうつくしい」の文字から文字がもつ世界が現れる。
光で描かれた八咫烏が空間を飛び回り、その軌跡が光跡となり光の空間に描く書「空書」を描いている。カラスが互いに追い追われる。追うカラスも、やがて追われる側になり、追いつかれカラス同士ぶつかると、カラスは散って花となる。
また、カラスは、鑑賞者を把握しよけながら飛んで行くが、よけきれずに鑑賞者にぶつかると同じように散って花となる。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として、以前の状態が複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
追われるカラス、追うカラスも追われるカラス – Black in White / Crows are Chased and the Chasing Crows are Destined to be Chased as well - Black in White
teamLab, 2014, Digital Work, 5 channels, 4 min 20 sec (loop), Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_crows_black_white/
動画: https://youtu.be/Yim8Lt5W4_M
The Way of the Sea, Transcending Space - Colors of Life
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_way-of-the-sea-colors_transcending
動画: https://youtu.be/86WvNj9daec
The Way of the Sea, Flying Beyond Borders - Colors of Life
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_way-of-the-sea-colors_flying
空間から、魚群が出て、この作品ははじまる。
他の作品の境界を越境し、時には他の作品に影響を与えながら、縦横無尽に泳ぎ回る。人々が魚に手を近づけると、人々はそれぞれ色を持っており、その色に染まっていく。
この作品はチームラボの「鳥道」という作品のシリーズである。禅に「鳥道」という言葉がある。鳥の行く道は、人間の「道路」のように固定したものではなく、自由無礙なこと、そして跡を残さないことを意味する。
数千から数万の魚の群れの動きは、美しく神秘的で、まるで一つの巨大な生命体のようにも見える。群れには、リーダーもいなければ意思疎通もなく、となりの仲間が動くと自らも動くというような単純な規則で動いているとされている。しかし、数百匹の群れでほぼ同時に起こることの生理学的なメカニズムは謎に包まれている。そこには、人間がまだ理解していない普遍的原理の存在があるかのように感じる。何にせよ、群れによる彩色には、全体としての意思はない。人々の存在の影響を受けながら、一匹一匹がプリミティブな規則で動くことで、平面は、意図のない複雑で美しい彩色となる。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として、以前の状態が複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
空間を越えて共有する巨石 / Sharing Rock Mass, Transcending Space
teamLab, 2019, Interactive Digital Installation作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/sharingrock_aam
動画: https://youtu.be/GVtLjUIb3Ts
上海にあるチームラボボーダレスの世界の中を浮遊する巨石。巨石は上海のチームラボボーダレスの通路を浮遊し壁の中にめり込んでいく。そして、ミュージアムという物理空間をも超えて、この展覧会の空間に、めり込んだ分だけ壁から姿を表す。
この空間の壁から顔を出した巨石に人々が手を近づけると、巨石は青く光る。その光は、上海の壁にめり込んでいる巨石まで流れていく。上海でめり込んでいる巨石に人々が触れると、巨石は赤く光り、その光は、こちら側の巨石まで流れ込んでくる。巨石に赤い光が流れ込んだ時、それは、上海で誰かが、巨石の反対部分に触れているということだ。
反転無分別 - Cold Light / Reversible Rotation - Cold Light
teamLab, 2019, Digital Work, Single channel, Continuous Loop
作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_reversible-coldlight
動画: https://youtu.be/PV5G7pcbK98
反転無分別、境界を越えて描かれる- One Stroke, Cold Light / Reversible Rotation, Flying Beyond Borders - One Stroke, Cold Light
teamLab, 2019, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_reversible_rotation_flying_cold_light
ディスプレイ作品の《反転無分別》の空書が、ディスプレイの境界を超え、空間全体を連続した一筆で描く。一筆は、他の作品に影響を与え、《花と人の森、埋もれ失いそして生まれる》の花々などを散らせていく。
書かれた「空書」は作品空間の中を全て同一方向に回転しているが、「超主観空間」の特性として、視覚的には、左回転も右回転も論理的に同等となる。そのため、意識によって、書は、左回りにも、右回りにもなる。
「空書」とは、チームラボが設立以来書き続けている空間に書く書のこと。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築し、チームラボの「超主観空間」の論理構造によって2次元化している。書は平面と立体との間を行き来する。
反転無分別 - Continuous, Cold Light / Reversible Rotation - Continuous, Cold Light
teamLab, 2018, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_reversible-rotation-continuous-coldlight
動画: https://youtu.be/aS3YTNYmamY
境界のない群蝶、儚い命 / Flutter of Butterflies Beyond Borders, Ephemeral Life
teamLab, 2016, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_ephemeral-life
The Void
teamLab, 2016, Digital Work, 4 channels作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_thevoid/
境界のない群蝶、超越する空間 / Flutter of Butterflies Beyond Borders, Transcending Space
teamLab, 2019, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_butterflies_transcending_space
動画: https://youtu.be/j1znoqgI09w
世界は暗闇から生まれるが、それでもやさしくうつくしい / Born From the Darkness a Loving, and Beautiful World
Sisyu + teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Calligraphy: Sisyu, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/aam_whatloving-dark
動画: https://youtu.be/y-PbjlUMBb8
人々が文字に手を近づけると、それぞれの文字がもつ世界が現れ、互いに影響し合い、1つの世界を創っていく。
また、他の作品の影響も受ける。例えば、《追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして境界を越えて飛ぶ》のカラスや《スケッチオーシャン》の魚が文字に触れると、同じようにそれぞれの文字がもつ世界が現れる。
文字から生まれた存在は、作品空間上のそれぞれの位置や、それぞれが持つ知能や関係性、物理的な影響など、互いに相互作用を与えながら、1つの世界を創っていく。例えば、風が吹けば、花や雪は風の物理的な影響を受け飛んでいく。鳥は木にとまり、蝶は花に近づいていくだろう。自然の景色に同じ瞬間がないように、今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
生命は生命の力で生きている II / Life Survives by the Power of Life II
teamLab, 2021, Digital Work, 60 min (loop), Calligraphy: Sisyu
作品: https://www.teamlab.art/jp/w/lifesurvives
動画: https://youtu.be/xujFwRHzUKI
スケッチオーシャン / Sketch Ocean
teamLab, 2020-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/sketch_ocean_aam
動画: https://youtu.be/13gIPfWXpRM
この海は、みんなが描いた魚たちが泳ぐ海です。
紙に自由に魚の絵を描きます。すると、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前の海でみんなが描いた魚と共に泳ぎだします。泳いでいる魚は触れることもでき、触れられた魚は、いっせいに逃げだします。エサ袋に触ることによって、魚にエサをあげることもできます。
魚たちは部屋を出て、他の作品の境界を越えてミュージアムの中を泳ぎ始めます。
中でも、マグロは、ミュージアムの物理空間を超えて、世界の他の場所で行われている展覧会の「スケッチオーシャン」の海まで泳いでいきます。また、世界の他の場所で今描かれたマグロが、目の前の《スケッチオーシャン》の海の中に泳いで来ることもあります。
【開催概要】
teamLab: Continuity
https://www.teamlab.art/jp/e/asianart/
#チームラボ #teamLabContinuity
会期: 2021年7月23日オープン
会場: サンフランシスコ・アジア美術館 (200 Larkin St, San Francisco, CA)
時間:
月曜日、金曜日、土曜日、日曜日 10:00 - 17:00
木曜日 13:00 - 20:00
休み: 火曜日、水曜日
2021年11月25日(木)、12月25日(土)、2022年1月1日(土)
チケット
※本展の入場には、会期中全日程において事前予約が必要です。
<月〜金曜日>
大人 USD 20
13-17歳、大学生(学生証の提示が必要)、65歳以上 USD 15
<木曜日17:00以降>
大人 USD 15
13-17歳、大学生(学生証の提示が必要)、65歳以上 USD 13
<土日>
大人 USD 25
13-17歳、大学生(学生証の提示が必要)、65歳以上 USD 20
<毎月第一日曜日>
13歳以上 USD 10
ミュージアムメンバー 無料
12歳以下 無料
動画: https://youtu.be/xujFwRHzUKI
スケッチオーシャン / Sketch Ocean
teamLab, 2020-, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi作品: https://www.teamlab.art/jp/ew/sketch_ocean_aam
動画: https://youtu.be/13gIPfWXpRM
この海は、みんなが描いた魚たちが泳ぐ海です。
紙に自由に魚の絵を描きます。すると、描いた絵に命が吹き込まれ、目の前の海でみんなが描いた魚と共に泳ぎだします。泳いでいる魚は触れることもでき、触れられた魚は、いっせいに逃げだします。エサ袋に触ることによって、魚にエサをあげることもできます。
魚たちは部屋を出て、他の作品の境界を越えてミュージアムの中を泳ぎ始めます。
中でも、マグロは、ミュージアムの物理空間を超えて、世界の他の場所で行われている展覧会の「スケッチオーシャン」の海まで泳いでいきます。また、世界の他の場所で今描かれたマグロが、目の前の《スケッチオーシャン》の海の中に泳いで来ることもあります。
【開催概要】
teamLab: Continuity
https://www.teamlab.art/jp/e/asianart/
#チームラボ #teamLabContinuity
会期: 2021年7月23日オープン
会場: サンフランシスコ・アジア美術館 (200 Larkin St, San Francisco, CA)
時間:
月曜日、金曜日、土曜日、日曜日 10:00 - 17:00
木曜日 13:00 - 20:00
休み: 火曜日、水曜日
2021年11月25日(木)、12月25日(土)、2022年1月1日(土)
チケット
※本展の入場には、会期中全日程において事前予約が必要です。
<月〜金曜日>
大人 USD 20
13-17歳、大学生(学生証の提示が必要)、65歳以上 USD 15
<木曜日17:00以降>
大人 USD 15
13-17歳、大学生(学生証の提示が必要)、65歳以上 USD 13
<土日>
大人 USD 25
13-17歳、大学生(学生証の提示が必要)、65歳以上 USD 20
<毎月第一日曜日>
13歳以上 USD 10
ミュージアムメンバー 無料
12歳以下 無料
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