686新商品デザイン好意度調査結果発表!自粛生活が続く中、気持ちを晴れやかにするような『シンデレラピンク』と『定番ブランドを進化させるデザイン』が生活者に好まれる傾向
パッケージデザイン開発とマーケティング・リサーチを行う株式会社プラグ(東京都千代田区)は、毎年春と秋に新商品を中心に大規模なパッケージデザインの好意度調査を実施しています。今回は、686商品を対象に、20~50代の男女38,000人に調査を実施しました。(2021年5月12日~5月18日実施)
社会環境が不安定になると、デザインの嗜好も、やさしいものや安心なものに戻る傾向があります。昨年2回の調査では、コロナの影響を受け、『ロングセラーブランドのデザイン』が上位を占めました。今期はロングセラーブランドが上位を占める傾向は変わらないものの、これまでのブランドの世界感を抜け出し、新しいブランドのあり方を見せてくれるデザインが高評価を得ました。
カラートレンドとしては、淡いピンクに白を絡めたシンデレラのピンクドレスを思わせる配色のパッケージデザインが好意度評価の上位にランクインしています。コロナによる巣ごもり需要が増え、家庭用商品の販売量が好調な中、春の明るさを感じさせ、気持ちが晴れやかになるようなデザインが好まれる傾向がみられます。
長引く自粛生活の中で、生活者が身近な商品デザインに明るさを求め、新たなブランドストーリーへの喜びを求める傾向があることを感じさせる結果です。
春夏のデザイントレンドがわかる全体レポートが無料でダウンロードできます。2015年から実施している約7,588商品を検索することも可能です。https://www.pdr-plug.com/
【TOP30から見るデザイントレンド】(※好き+やや好きのスコアで順位付け)
◆定番ブランドを新しく進化させるデザインが高評価
それぞれのブランドが持つ世界観をいい意味で打ち破るようなデザインが高く評価されました。従来のブランドの持つ世界観から抜け出し、新しいブランドの在り方を見せてくれるデザインが評価されています。店頭で新商品を手に取りにくいコロナ禍において、定番ブランドに新しさを求める生活者のニーズを反映していると考えられます。
◆『華やかでかわいい「シンデレラピンク」がこの春夏のトレンド』
この春は、淡いピンクに白を絡めたシンデレラのピンクドレスを思わせるパッケージデザインが上位を占めました。味は「いちご」や「桜えび」、「もも」と様々ですが、その表現には華やかでかわいい、そして高級感のあるピンク&ホワイトの色合いが共通して使われています。コロナの巣ごもり需要の中で、春の明るさ、気持ちの晴れやかさを求める生活者のニーズを象徴したカラートレンドです。
◆好意度ランキングTOP10 (好き+やや好きのスコアで順位付け)
◆対象者:20代~50代男女
◆サンプル数と割付:1商品につき1,000名 各性年代125名 延べ38,000名
◆調査時期:2021年5月12日~5月18日
◆調査地域:全国
◆調査方法:インターネット調査
◆調査カテゴリー:686商品を以下の24カテゴリーに分類
(1)ビール(2)チューハイ・カクテル (3)その他アルコール (4)炭酸飲料 (5)お茶・コーヒー (6)お茶・コーヒー(インスタント)(7)栄養ドリンク(8)その他飲料(9)水 (10)調味料(11)カップ麺・袋麺 (12)スープ類 (13)デザート類 (14)常温食品(15)冷凍食品(16)冷蔵食品 (17)チョコ・飴・グミ(18)アイス (19)スナック菓子 (20)その他菓子(21)基礎化粧品 (22)シャンプー(23)医療品 (24)衛生用品
◆商品選定方法:日本経済新聞電子版他4サイトおよび各社HPプレスリリースから2021年2~4月発売のものをピックアップ
【会社概要】
株式会社プラグ
代表取締役社長 小川 亮
社員数70名
所在地:〒101-0051東京都千代田区神田神保町1-3-5
URL:http://www.plug-inc.jp/
【事業内容】
マーケティング・リサーチ、パッケージデザイン開発、商品開発支援、デザイン思考型商品開発
社内にマーケティング・リサーチ部とパッケージデザイン部があり、パッケージデザイン評価について、
国内で有数の実績があります。
代表小川は、(公社)日本パッケージデザイン協会と(一社)日本マーケティング・リサーチ協会の両理事を務めます。
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