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昨今の社会事情に伴い、飲酒の場面は大きく変わってきています。気持ちが落ち着かない情報も多く出回っています。そして外でご家族やご友人とお酒を愉しむことでさえ難しい現状です。
そんな中、私たち楯の川酒造とやまなみ工房がコラボレーションした商品を販売することで、ご自宅でやまなみ工房のアートに触れ、日本酒を味わっていただく「新しい家飲みの楽しみ方」をご提案できればと考えました。
私たちが生み出す「アート」で、少しでも明日への活力につながることを祈っています。

■“Leave No One Behind（誰一人取り残さない）”　  それぞれの思い

この“Leave No One Behind”は、国連がSDGs達成に向けて取り組みを続ける中心課題であり、「誰一人取り残さない」という意味合いを持ちます。私たちはこのコラボレーションを一回きりではなく、一つのプロジェクトとして、継続実施を予定しています。
売り上げの一部をやまなみ工房へ還元し、やまなみ工房所属アーティストの皆さんの創作活動を継続的に支援させていただき、そしてそれを世界中の人々に発信していきたいという思いを込めています。

本プロジェクト企画提案者である砥上がやまなみ工房に出会い、初めて訪問したのが2021年3月。パワフルに創作活動に取り組む姿勢、湧き上がる熱量、そして生み出されたアートから感じる「生きる力」に感銘を受け、楯の川酒造としてやまなみ工房が生み出すアートの認知拡大と創作活動へのサポートができないかと企画を立ち上げました。
やまなみ工房のある滋賀と山形、そして砥上からバトンを受け取った企画統括者の菊本は関東から、およそ半年をかけてオンライン会議やメールでコミュニケーションを図り、やまなみ工房のアートから溢れる思いを紡ぎ、一つの「作品」として形にしていきました。

企画提案者：砥上より
これまで大学等で芸術を学んできた自分がちっぽけに思えるほど、真剣に芸術に向き合うやまなみ工房所属アーティストの皆さんの創作姿勢に心底感銘を受けました。やまなみ工房所属アーティストにとっては「創造＝生きること」なのではないかと思いました。

「何か動かなければいけない。たくさんの人たちにやまなみ工房を知ってほしい」という気持ちが高まり、社内に提案し、楯の川酒造メンバーと力を合わせ無事販売を迎えることができました。