循環型ライフスタイルへのシフトを実現する「KURKKU FIELDS コンポストバッグ 」発売開始
千葉
株式会社KURKKU FIELDS
スタイリッシュなバッグと地域循環資源で家庭の生ごみを堆肥化してCO2を削減。パーマカルチャーデザイナー四井真治氏と共同開発。
株式会社KURKKU FIELDS(本社:千葉県木更津市、代表取締役社長 江良 慶介)は家庭から出る生ごみをベランダや庭で堆肥化できるコンポストバッグを、パーマカルチャーデザイナーの四井真治氏を招き共同で開発し、本日よりオンラインショップで販売を開始します。都市に暮らすみなさんに、生ごみを自然の力で堆肥化し、その堆肥で植物や食べ物を作っていく体験を提供することで、ライフスタイルを「循環型」にシフトさせるための製品です。
<製品の特徴>
・スタイリッシュで機能性が高く、臭いもない家庭用バッグデザイン
KURKKU FIELDSコンポストバッグは、スタイリッシュなデザインで、都市でもベランダなどの屋外に簡単に設置することができます。1日200~300g程度の生ごみを、約2ヶ月間、毎日投入できます。ペットボトルなどの廃プラスチック材をリサイクルした素材は生ごみの発酵のために必要な通気性、保温性にすぐれ、臭いもほとんどありません。またマジックテープを使って密封できることで虫の混入を防ぎ、かつバッグの口を広々と開けられるため、日々の生ごみ投入、攪拌作業がしやすい設計になっています。
・地域の未利用資源を使った基材開発
基材(バッグの中に入れる生ごみを分解する基になるもの)は、近隣の農家さんの未利用資源を使い地域や自然との循環を意識して手作りで製作しています。ベースとなるのは、稲の栽培で大量に副産物として発生しその有効利用が求められている「籾殻(もみがら)」です。そのままでは水をはじいたり分解されにくい有機物ですが、細かく粉砕することでコンポストバッグ内の水分量の調整と堆肥の発酵に重要な炭素分の供給の役割を担います。この粉砕した籾殻に、近隣の農家さんからいただいた籾殻を燻して、丁寧に作りあげた「籾殻燻炭(くんたん)」を加えます。籾殻燻炭には無数の穴が空いているため、微生物の住処になったり、酸素を供給します。また保水性にも優れているため、コンポスト中の水分を程よい状態でキープしてくれます。最後に加える「ぼかし」は、米ぬかに適度な水を加え、毎日かき混ぜると米ぬかの常在菌の酵母菌などの働きからできあがるもので、微生物の分解を促進する発酵促進剤の役割を担っています。これらの地域の農業でうまれた未利用資源を自分たちの手間をかけて基材として活かすことで、輸送にかかるCO2を削減し、また地域内での資源循環の仕組みを作っています。
・家庭生ごみの削減によるCO2削減
現在、日本の家庭から廃棄されている生ごみは年間約1000万トンほどと言われていますが、その約90%を焼却処理しています。生ごみはその約80%が水分のため、ごみ焼却時に多くの燃料エネルギーを消費し、結果多くのCO2を排出していています。また生ごみは、腐敗しやすいので資源循環が遅れており、CO2削減の余地が大きい資源と言われています。そこでコンポストを使って生ごみに含まれている栄養を微生物が分解し堆肥化することで、CO2の削減に寄与します。
・30haの自社農場や近隣の里山と連動した循環システム
出来上がった堆肥は、自宅のベランダや庭のプランターなどで野菜やハーブ、草花を育てることができます。しかし長期間生ごみの堆肥化をおこなうことで、堆肥が余ってしまった場合は、KURKKU FIELEDSや地域の農場でお預かりし、稲や野菜を作る肥料としたり、また森などの自然作り、里山作りの肥料としても活かしていく計画です。ご自宅で作る肥料が、自分が食べる食物や、遊びにいく森作り、里山作りに寄与していきます。
・KURKKU FIELDSスタッフのサポート
KURKKU FIELDSでは2011年の開墾開始以来、日々の農業の中で、微生物を活かした発酵肥料を作り、農作物を育てています。また2021年に入り、いろいろなコンポストバッグを試作し、いろいろな基材の調合を試してきました。またご自宅でのコンポスト作りの際に、わからないことや困ったことがあった場合、そのノウハウを元に親身になってスタッフがサポートします。循環を感じられる体験やプログラム、イベントを提供していきます。
<商品詳細>
・コンポストバッグ基本セット 3,850円(税込)
まず始める方はこちらの基本セットをお買い求めください。おうちに到着したその日からコンポスト生活を始めることができます。商品には、以下のものが含まれます。
1. コンポストバッグ 2. 基材 3. ブースターキット
・コンポスト基材1回分 2,050円(税込)/ コンポスト基材定期便 1,850円/1回(税込)
2ヶ月ほど生ごみを投入すると、基材が粘り気を出して堆肥化され、生ごみを新たに投入しても分解できなくなってきます。そこまで基材の熟成が進んでくると、さらに1ヶ月熟成させて堆肥にしていきますが、その際、新しい生ごみを投入するための新しい基材を購入します。ブースターキット付き。また、コンポスト基材を2ヶ月に1度、お送りする定期便サービスもございます。基材を1回1回買うより200円、お得になります。
・コンポストバッグ 1,980円(税込)
コンポストバッグのみを購入される方向けです。2ヶ月経った基材を1ヶ月熟成させるためのバッグとしてもお勧めです
<KURKKU FIELDS MEMBERSHIP向けモニター企画>
発売開始に伴い、KURKKU FIELDS MEMBERSHIPでコンポストバッグをご購入いただいた皆様の中から先着20名様に、モニターとしてコンポストをご使用いただくキャンペーンを実施致します。コンポストの使用状況などを、モニターとしてスタッフと共有しながら一緒に肥料作りを進めていきます。最後までご協力いただいた方には、新しい基材を一つプレゼントさせて頂きます。
KURKKU FIELDS MEMBERSHIPとは:https://kurkkufields.jp/membership/
<コンポストバッグ開発者 四井真治氏コメント>
現代は農業までも環境を壊す産業となってしまっています。しかし、本来の農は自然と繋がる持続可能な生活技術でした。農耕の1万年以上続いてきた文化は様々な自然の仕組みを応用した持続可能な工夫の積み重ねでそれに失敗した文明は滅びています。つまり、究極の持続可能は生活と同時に土を作る暮らしなのです。今回、パーマカルチャー的に生ゴミコンポストを考えそんな仕組みができ物事が広がる素材として籾殻で全てを賄える基材を開発しました。皆さんの日々の暮らしが豊かな環境づくりに繋がりますように。
<四井真治氏プロフィール>
信州大学農学部森林科学科にて農学研究科修士課程修了後、緑化会社にて営業・研究職に従事。その後長野での農業経営、有機肥料会社勤務を経て2001年に独立。土壌管理コンサルタント、パーマカルチャーデザインを主業務としたソイルデザインを立ち上げ、愛知万博のパーマカルチャーガーデンのデザインと施工指導、長崎県五島列島の限界集落再生プロジェクト、宮城県石巻市雄勝町のモリウミアスのパーマカルチャーデザイン等に携わる。企業の技術顧問やBeGoodCafeやパーマカルチャーセンタージャパンなどのNPO法人でのパーマカルチャー講師、東北芸術工科大学非常勤講師を務める。2007年から山梨県北杜市へ移住し、八ヶ岳南麓の雑木林にあった一軒家の森を開墾・増改築し、独自の“人が暮らすことでその場の自然環境・生態系がより豊かになるパーマカルチャー”の実践と研究を続けている。日本文化の継承も取り入れた暮らしの仕組みを提案するパーマカルチャーデザイナーとして、国内外で活動。
〈 KURKKU FIELDS (クルックフィールズ) とは 〉
「FARM」「EAT」「ART」「PLAY」「STAY」「NATURE」「ENERGY」の7つのカテゴリーに分かれた魅力溢れるコンテンツをご提供いたします。
営業時間 : 10:00-17:00(ダイニングレストラン:11:00-16:00 L.O.)
定休日 : 毎週火曜日、水曜日(祝日を除く)
入場料 : 無料
住 所 :〒292-0812 千葉県木更津市矢那2503
<公式Webサイト・SNSアカウント>
オフィシャルサイト : https://kurkkufields.jp
Instagram: https://www.instagram.com/kurkkufields/
facebook: https://www.facebook.com/KURKKU.FIELDS
twitter: https://twitter.com/kurkku_fields
KURKKU FIELDSコンポストバッグホームページ: https://kurkkufields.jp/news/6284/
KURKKU FIELDSコンポストバッグ販売ページ:https://kurkku.thebase.in
KURKKU FIELDSコンポストバッグ インスタグラム:https://www.instagram.com/kurkkufields_compost/
KURKKU FIELDSコンポストバッグ専用問い合わせメールアドレス:compost@kurkku.jp
本記事に関するお問い合わせ:株式会社KURKKU FIELDS
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