<ルミネシンガポール>第3回「INTO THE WOODS Crafted from Yoshino Nature」開催中!「ルミネ×奈良県」シンガポールで“日本流ナチュラルライフスタイル”を提案
地方創生につながる日本文化発信の新しい形!新たな取り組みとして受注・EC販売も実施
<企画の背景>
ルミネは地方自治体と協業することで、地域の生産者や職人とお客さまを繋ぎ、双方のライフバリューの向上を目指しています。今回のプロジェクトでは、奈良県奥大和のものづくりの魅力を国内外に発信すると共に、販路拡大を目指す奈良県とのコラボレーションにより実現しました。また、新型コロナウイルスの影響によりシンガポールから日本への渡航が困難になったこと、ステイホームに伴い、生活習慣が大きく変化しこれまで以上にライフスタイルへの興味関心が高まっている時勢を捉え、今回のイベントを実施しています。
<開催概要>
〔期間〕 2021年11月26日(金)~2022年1月5日(水)
〔場所〕 ルミネシンガポール店内 (https://www.lumine.ne.jp/japanese/singapore/)
〔SNS〕
Instagram:@intothewoods_sg
Facebook Page:Into the Woods: Okuyamato Craft from Nara
〔内容〕 奈良県奥大和地域の事業で製作、生産された家具・雑貨の販売
〔参加事業者〕 14事業者
あかり工房 吉野 / 白い犬~Anjing Putih~/ 下市木工舎 市 ichi / (株)維鶴木工 / studio Jig / ダイワ産業(株)/
高野家具/ 森庄銘木産業(株) / 木工 森/ MURAO / En låda / スカイウッド(株) / 吉谷木工/ (株)廣箸 (順不同)
〔ECサイト〕(https://lumine.sg/)
<イベント開催レポート>
■実施活動
第3回目となる「INTO THE WOODS Crafted from Yoshino Nature」では、生産者や職人が商品の生産背景やストーリーを伝えるポップアップストアとして開催しています。今回は、引き続き予断を許さないコロナ禍の情勢を踏まえ、店頭での集客イベントは行わず、ルミネシンガポールで新設されたECサイトでの販売開始、店頭での受注販売のサービスを導入し、より多くのお客さまにご購入いただける機会と選択肢を増やすことを実現しました。また、デジタルを中心にシンガポールの顧客への事前オンラインカタログ配信、メディア向けのメーリングリストを配信。SNS投稿では職人の制作過程や商品の使い方を説明したHow to動画を配信することで、商品への使用イメージを視覚から訴求して興味関心を高められるよう工夫しました。その他にも、日本とシンガポールの国交樹立55周年を記念し、JNTOとシンガポール政府観光局で合同開催している「SJ55キャンペーン」への参画も実施しました。
■初週動向
イベント初日から、顧客さまをはじめSNSをきっかけに多くのお客さまにご来店いただき、中には前回のイベントでも購入されたお客さまや、期間中に再来店される方もいらっしゃるなど、イベントへの期待度の高さがあらわれました。また、ご自宅を彩るインテリアとしてアートピースとなる高価格帯な家具の購入や、ギフトとして雑貨を吟味される様子がみられ、お客さまからは「高品質な木の素材感や香り、他にはないデザインかつ丁寧なクラフトマンシップに感銘を受けました」というお声を多数いただき、シンガポールに住む方々の、日本のものづくりや職人の技に対する興味関心と評価の高さをうかがえました。
■事業者コメント
家業を受け継ぎ、林業復活に奮闘しながら杉・ヒノキの製材品も販売される森庄銘木産業株式会社取締役専務の森本さん。今回3回目となるルミネ、ルミネシンガポール、奈良県と3社合同の取り組みについて、「木材が盛んな奈良県奥大和を知っていただける貴重な機会。職人が手掛ける吉野の美しい森づくりの技術から、木のサイクルだけでなく、代々受け継いできた林業の歴史を商品を通じて伝えたいと思い、トレーサビリティが問われる時代、消費者の顔がみえるモノの販売を大事にしている。これまで国内で発信できていないような商品になるまでの背景や、商品に対するクラフトマンシップをみせるアプローチを今後も続けていくため、シンガポールを皮切りに他の国にも挑戦していきたい。」と前向きに語って下さいました。
■奈良県奥大和とは?
奈良県の高原が広がる東部から山岳地帯の中南部にかけての19市町村を総称した地域で、面積にして奈良県の約3分の2を占めます。広大な自然と気候から、奥大和には地域に根付く様々な産業が存在し、その中でも約500年前から続く「吉野林業」が一大産業として挙げられます。全国の林業の模範とされてきた「吉野林業」が作り出す吉野材は、全国的にもブランド材とされ、節が無くまっすぐに伸びた緻密な年輪模様が特徴です。近年この奥大和産の吉野材を求めて移り住んできた作り手による家具・雑貨などが、暮らしのアイテムとして注目されています。
■ルミネシンガポールとは?
■株式会社ルミネ 海外事業部 今後の展望について
ルミネの海外事業では、海外マーケットの開拓とLUMINEブランドの浸透を目指し、シンガポールやインドネシアといった東南アジアでの事業展開や、国際的なメディアを通じた情報発信をしています。今後の販路を拡大するために海外でビジネスを始めたいという企業・自治体様やデザイナーの方は多数いらっしゃると思います。海外にプラットフォームを持っている弊社では、現地のマーケットをご説明しながら、海外ビジネスを始めるサポートと実売につながるよう現地会社と連携し一貫した取り組みができることが強みです。奈良県庁様との取り組みは、シンガポールのお客さまにも好評の為、内容を進化させて実施しています。今後も新しい価値を提案し続け、持続可能な取り組みを創出してまいります。
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