ファッション/カルチャー/アート分野のXRコンテンツアワードNEWVIEW AWARDS 2021 ファイナリスト26作品を発表
東京
株式会社パルコ
株式会社パルコ(本部:東京都渋谷区)、株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区)、株式会社ロフトワーク (東京都渋谷区)による共同プロジェクト「NEWVIEW(ニュービュー)」は、ファッション/カルチャー/アート分野のXR(VR/AR/MR)コンテンツを募るグローバルアワード「NEWVIEW AWARDS 2021」のファイナリスト26作品を発表しました。
株式会社パルコ(本部:東京都渋谷区)、株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区)、株式会社ロフトワーク (東京都渋谷区)による共同プロジェクト「NEWVIEW(ニュービュー)」は、ファッション/カルチャー/アート分野のXR(VR/AR/MR)コンテンツを募るグローバルアワード「NEWVIEW AWARDS 2021」のファイナリスト26作品を発表しました。
15ヶ国152作品の応募作品から、26のファイナリストを選出
4年目、第4弾となる今回は、審査員長の宇川直宏氏の掲げたテーマ「ポストリアリティ&ノーノーマル」というテーマのもと作品を募集。2021年8月10日から11月1日までの募集期間中に、15ヶ国152作品(AR:43作品、VR:97作品、MR/XR:12作品)の応募があり、事務局による審査を経て26作品(AR:3作品、VR:20作品、XR(ARとVRを併用:3作品)がファイナリストとして選出されました。
過去はじめて海外からの応募作品が日本の応募作品数を上回った今回、現実のリアリティの知覚や身体性、物語やエンターテイメントのあり方を探求する意欲的なアプローチの作品が選出されました。
今後、国内外9名の審査員が参加する審査会を経て受賞作品を選出、2022年1月21日(金)から1月30日(日)の期間でリアルとバーチャルで開催するNEWVIEW初の複合的イベント「NEWVIEW FEST 2021」の会期中に受賞作品を発表し授賞式を実施する予定です。
ファイナリスト26作品
全ファイナリストの作品は、以下のリンクからもご覧いただけます。
https://newview.design/awards
▼AR 3作品
『See there / ここに見る』kiyotaka watanabe / Japan
世界とのずれや断絶など、変容していく世界をスマートフォンをモチーフに表現したAR作品。
『World's Palette』Shinya Hasebe / Japan
カメラに映った画像を絵の具のパレットのように取り込んで、空間上に3次元ドローイングできるAR。
『犬の乱(RUN)』Satoh瞳 / Japan
スポーツの試合中に起きるハプニング、動物乱入シーンがARで現実空間上に現れる。笑えて繋がれる作品。
▼XR(ARとVRを併用したXR体験) 3作品
『Axioms』Rory Scott / United States
美しさ、成長、混乱など、矛盾と未知に満ちた幻想感覚を呼び起こすことを意図した作品。
『クソコラランド』ふしっきーず / Japan
顔のキャプチャを登場人物に雑にコラージュする「通称:クソコラ」を使って訪れる狂気に満ち溢れた夢の国。
『Grandpa’s new old times: reminiscent of the past with haptics and VR』
Mingcheng Wu, Yipin Huang, Wei-Chen Yen, Chun-Cheng Hsu / Taiwan
独自の触感コントローラーを自作。高齢者に古き良き時代を取り戻してもらう認知治療としてのVRを制作
▼VR 20作品
『隙間」/[gap]』しょーろんぽー。 / Japan
狭い空間がコンセプト。一般的なVRにおける空間の広さではなく、狭さに新たな体験の可能性を見出した。
『Alice in Opera』たかし企画×リチーネコンチェルト / Japan
市場規模の小さな業界であるクラシックをXRコンテンツ化することに拡大することにチャレンジ。
『Ambient Divergence』Ambient Style / United States
仮想世界の中で他の人々の一人称的な所有物を通して「過激な他者性」を体験する作品。
『antibody』Kyle Li / United States
脳科学とナノテクノロジーが進歩した近未来が舞台。体験者は抗体となり、免疫力を高めるミッションに挑む。
『behind』髙橋祐亮 / Japan
スクリーンの背後と物語の背後を描いたアニメーション。VR映像表現の新しいかたちを模索した作品。
『Midnight Ghost Café』Susanne Barthl / Germany
ベルリンのノイケルンにあるカフェをVR化。世界中の誰もがカフェのオーナーや作者の友人と会話ができる。
『My Painting World』Yuhi Namai / Japan
平面的な絵画の世界に入り込み、画の中と外の両面の世界を体験する。
『Neo Tengri』Ardak Mukanova / Kazakhstan/USA
古代の遊牧民の宗教「テングリズム」を題材に、現実とはあらゆるものが異なる未知世界を体験する。
『No Normal World』Yixuan Liu / United States
さまざなルールに縛られている社会から逸脱し、あらゆるオブジェクトを動かし世界を構築できる世界を表現。
『Phosphorescent City』KAZUKI MOTANI / Japan
建築物のファサードが蓄光化し、街頭やソーラーパネルが無用の長物化した2045年の都市体験をデザインした。
『POP CLIMB』中野健太 / Japan
巨大なポップコーンを飛び乗ることで新しい景色を見られる。制限された移動をテーマにした作品。
『rgbktaiko』RGBK joeasano / Japan
自由奔放なアイデアを実現できるVRを使って作った、無邪気でカラフルなアトラクション要素に溢れた作品。
『sabachan』simesabaaa / Japan
母親との繊細で感受性に溢れる記憶の断片を3次元空間にコラージュ。作者の深い深層心理に触れる作品。
『VR CYPHER』Eguo / Japan
ヒップホップから派生した「サイファー」がテーマ。プレイヤーが能動的に参加するオーディオビジュアルアートに昇華。
『TRIGGER POINT』Pirate Sheep / Croatia
デジタルのなかでの自己治癒やセラピーをベースにした短編アニメーションをVR化。
『バーチャル供養堂』内田聖良 / Japan
地蔵信仰を現代的に展開する新しい民間信仰団体による、記憶や感情のこもったモノが保存(奉納)されたお堂。
『金持ちの家の猫』しかまる / Japan
「VRならお金持ちの家の猫になって、好き放題したい」という友人の妄想をVRアトラクション化。
『出て行って!コロナさん』hamachi / Japan
さまざまな社会問題を浮き彫りにしたコロナウィルスに、ポップな体験を通じて向き合う作品。
『Short moment of dream awake』WANG, BO-YANG / Taiwan
孤独で静かな空間での夢から覚める一瞬を表現。パンデミックを経た今、人々に存在する意味を問う。
『The Shape of Rain』YEH LI WEI / Taiwan
センサー付きのレインコートと連動するVR。自己と他者、自己隔離、孤独との付き合い方に向き合う3部構成作。
本アワードの作品は、すべてVR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」で体験することができます。
詳しい体験方法は、NEWVIEW AWARD 2021公式サイトをご確認ください
https://newview.design/howto-experience
STYLY Official Site:https://styly.cc/
STYLY Gallery:https://gallery.styly.cc/
STYLY Mobile:
Google Play | https://play.google.com/store/apps/details?id=com.psychicvrlab.stylymr
App Store | https://itunes.apple.com/jp/app/id1477168256?mt=8
NEWVIEW FEST 2021例年NEWVIEW AWARDSのファイナリスト作品を体験できる展示会として開催していた「NEWVIEW EXHIBITION」を今期は大幅にアップデート。
渋谷PARCOでのリアル会場とSTYLYでのバーチャル会場の両フィールドで実施する複合イベント「NEWVIEW FEST 2021」として2022年1月21日(金)〜1月30日(日)まで展開します。
国内外のアーティストと制作するXR作品の展示のほか、NEWVIEW AWARDS 2021のファイナリスト作品展示、NEWVIEW SCHOOL各校の卒業制作展、ジャンル特化のXR表現コミュニティ「NEWVIEW CYPHER」のイベント&ライブパフォーマンス、NEWVIEW AWARDS 2020年のPARCO Prizeを受賞した0b4K3(おばけ)さんのライブパフォーマンスなど盛りだくさんのコンテンツを用意。
期間中に、NEWVIEW AWARDS 2021の授賞式の配信や、DOMMUNEとの連動番組「NEWVIEW DOMMUNE」の配信も行い、XRカルチャーの最前線を体験できる期間とします。
会期:2022/1/21(金) 〜 1/30(日)
時間:以下のとおり
・渋谷PARCO会場 11:00~20:00(※渋谷PARCOの営業時間に準ずる)
・バーチャル会場 24時間いつでもどこからでも体験可能
料金:無料
会場:以下の通り
・渋谷PARCO 4F 「POP UP SPACE」 / 10F「ROOFTOP PARK」(東京都渋谷区宇田川町15-1)
※バーチャル会場、NEWVIEW AWARDS 2021授賞式、NEWVIEW DOMMUNEのURLは後日発表
コンテンツ(予定):以下の通り
▼展示・体験
・国内外のアーティストとコラボレーションしたXR作品
【アーティストラインナップ】
-Lu Yang(Artist)
-Luigi Honorat(Artist)
-God Scorpion(Media Artist) with 食品まつり a.k.a Foodman
-JACKSON kaki(DJ / Artist)
-半澤智朗(グラフィックデザイナー / 映像作家)
-SAKI TAKEGAWA(3DCGデザイナー)
・「NEWVIEW AWARDS 2021」ファイナリスト作品展示 https://newview.design/awards
・「NEWVIEW SCHOOL 2021」卒業制作展 https://newview.design/school/
・「NEWVIEW CYPHER」イベント&ライブパフォーマンス https://newview.design/cypher
・「NEWVIEW AWARDS 2020」PARCO Prize受賞者、0b4K3(おばけさん)ライブパフォーマンス
▼配信イベント
・「NEWVIEW AWARDS 2021」授賞式
・「NEWVIEW DOMMUNE」
NEWVIEW AWARDS 2021
3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓するプロジェクト/コミュニティ「NEWVIEW」が主催する、ファッション/カルチャー/アート分野のXRコンテンツアワード。
詳細はこちらをご確認ください。
https://newview.design/awards/
主催:NEWVIEW PROJECT
NEWVIEWについて
3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト/コミュニティーとして2018年1月始動。多様なジャンルのアーティストと実験的作品を仕掛け、新たな表現を社会提示する活動のほか、「NEWVIEW AWARDS」、XRを総合芸術として学ぶアートスクール「NEWVIEW SCHOOL」を展開し、次世代クリエイターの発掘・育成・交流・発信を行っています。Web:https://newview.design/
本記事に関するお問い合わせ:株式会社パルコ
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