グラフィック2022.01.10

アートのまち大阪・北加賀屋に世界を旅する巨大なアヒル「ラバー・ダック」のマンホールが登場

大阪
千島土地株式会社
元造船所のまち、大阪市住之江区北加賀屋でアートによるまちづくりを推進している千島土地株式会社は、北加賀屋エリア8か所に、オランダ人アーティスト フロレンタイン・ホフマン氏の作品「ラバー・ダック」をデザインしたマンホールを設置いたしました。

「ラバー・ダック」は、日本での展示の際には当社が作品提供を行っている巨大な水辺のアート作品です。毎秋開催する住之江区のイベント「すみのえアート・ビート」に登場するなど、北加賀屋のアイコン的存在として親しまれています。

そんな「ラバー・ダック」のマンホールは、2019年に社内で実施した、社員が北加賀屋のまちづくりに関する企画を考える「千島土地エリアマネジメントワークショップ」※から生まれたアイデアです。東大阪市でマンホールを製作する株式会社荒木製作所や住之江区役所の協力を得てラバー・ダックマンホールは完成しました。

北加賀屋でしか出会うことのできない、ラバー・ダックマンホールを探しに、是非北加賀屋へお越しください。

マンホール製作:株式会社荒木製作所

 ※千島土地エリアマネジメントワークショップ:2019年に、建築家・リサーチャー榊原充大氏を講師に迎え、北加賀屋および周辺地域への「まちの提案」を生み出すワークショップを実施。7名の社員が参加し、ラバー・ダックマンホールの他、北加賀屋で栽培したホップを使ったビールの製造、空き家に明かりを灯す灯台プロジェクトなどワークショップから生まれた様々なアイデアを実現しました。

●ラバー・ダックマンホール設置個所

北加賀屋に点在する壁画やクリエイティブ拠点の周辺など、歩いてまわれる8か所に設置しています。アートスポットにラバー・ダックマンホールが新たに加わった北加賀屋のまちあるきをお楽しみください。

ラバー・ダックマンホールMAP:

https://www.google.com/maps/d/u/0/edit?mid=1FHx_fTMveP6Rs-HBkFj1sf4THCUSj1Rp&usp=sharing

引用:Google社(Google マップ)

 

 
(注)写真内ラバー・ダックの展示用レプリカ及び文字サインは「すみのえアート・ビート」開催時のみ展示
 

●ラバー・ダックについて

オランダの芸術家フロレンタイン・ホフマン氏が制作した、巨大なアート作品「ラバー・ダック」。パブリックアート(公共芸術)として世界各地で展示されています。日本国内では、「水都大阪2009」開催時に当社の地域創世、社会貢献事業の一環として八軒家浜で初展示され、その愛らしい姿で人気を博しました。

~作品コンセプト~
「このフローティング・ダックは、政治的意味合いで分割される国境など、この世に存在しないことを知っています。
そして、このアヒルが持つ、世界の緊張を和らげる癒しの特性は、あらゆる世代に優しく、親しみやすく受け入れられることでしょう。」フロレンタイン・ホフマン
 

●北加賀屋エリアでのアートへの取り組み

MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)

元鉄工所の壁面に描かれたベン・アイン(英)の作品



大阪市住之江区の木津川河口に位置する北加賀屋エリアは、大正時代から高度成長期まで造船業のまちとして栄えましたが、その後は産業構造の変化に伴い造船所の転出が進み、エリア内には空き工場や空き家が増えていました。
2004年に、名村造船所大阪工場跡地を芸術の実験場として再活用しようという試みが始まり(NAMURA ART MEETING‘04-‘34)、2009年からは「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想」のもと、他の遊休不動産もアートにより活用する取り組みが進み、アーティスト、アートNPOなど多様な関係者が集積しています。現在同エリア内には40か所のクリエイティブ拠点(ギャラリー、劇場など)があり、それぞれが独自に活動を展開しています。エリア内には国内外のアーティストが描いた多数の壁画や屋外アート作品も点在し(現在26点)、アートのまちとして来訪者も増加しています。
https://chishima-foundation.com/vision
 
本記事に関するお問い合わせ:千島土地株式会社

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