グラフィック2022.03.09

東京工芸大学×駐日スペイン大使館 展覧会開催  「SDGsの先駆者アントニ・ガウディ  形と色 -150年前からのヒント-」

東京
東京工芸大学

東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:神奈川県厚木市、以下 本学)色の国際科学芸術研究センターは、3月10日(木)から3月31日(木)まで、駐日スペイン大使館(東京都港区)で、展覧会「SDGsの先駆者アントニ・ガウディ 形と色 -150年前からのヒント-」(共催:駐日スペイン大使館)を開催します。

本展覧会は、建築家アントニ・ガウディの建築作品に「SDGs」の視点からスポットをあて、新たな観点からアントニ・ガウディを広く周知することを目的としています。

今回の展覧会を企画した山村健准教授(本学工学部工学科建築学系建築コース)は、予てからアントニ・ガウディの研究を行っており、2021年には、本学色の国際科学芸術研究センター「カラボギャラリー」での企画展「ガウディの色と形」にて、アート・ディレクションを務めています。

アントニ・ガウディが建築家として活動を開始してから約150年が経ちます。現代のスペインはクリーン・エネルギーの活用に力をいれており、それはガウディが実践していた自然エネルギーを有効活用したものづくりの考え方に通じています。

これまでガウディは、その独特の造形が注目されてきましたが、本展覧会でSDGsの視点からガウディを見直す新しい試みとして、駐日スペイン大使館とのコラボレーションが実現しました。

アントニ・ガウディは、人と自然が共生する建築や都市空間をデザインしてきたSDGsの先駆者といえます。本展覧会では、SDGsの視点から、ガウディ建築における水や風などの自然エネルギーを活用したデザインや、大地から学び建築を自然に近づけようとしたデザインを紹介します。いずれのデザインにも色彩が生命を与える重要な要素として用いられており、本展では新しいガウディらしさがご覧いただけます。

3月17日(木)には、本展覧会でディレクターを務める山村健准教授による講演会「SDGs とガウディの形と色」の実施を予定しています。概要は以下のとおりです。

■「SDGsの先駆者アントニ・ガウディ 形と色 -150年前からのヒント-」

・会期   :2022年3月10日から3月31日まで ※土日閉館

・時間   :10:00-17:00(金曜日は16:00まで)予約不要

・料金   :無料

・場所   :駐日スペイン大使館

・所在地  :〒106-0032 東京都港区六本木1-3-29

・主催(共催):東京工芸大学色の国際科学芸術研究センター、

       駐日スペイン大使館

・企画   :山村健(東京工芸大学准教授)

・特別協力 :株式会社新東通信、共同ピーアール株式会社

・出展協力 :西武文理大学((学)文理佐藤学園)、

       早稲田大学建築学教室本庄アーカイブズ、YKK AP株式会社、

       一般社団法人ガウディ学研究所、東京工芸大学山村健研究室、

       久原泰雄研究室

・協賛   :コセンティーノ・ジャパン株式会社

・後援   :カサ・バトリョ、日本・カタルーニャ友好親善協会、

       日本建築学会関東支部

・空間デザイン    :YSLA Architects

            (ナタリア・サンツ・ラヴィーニャ+山村健)

・グラフィックデザイン:松本健一(株式会社 motomo)

・会場施工      :株式会社GARDE

・Facebook        : @embespanajapon

・Twitter         : @EmbEspJapon

・本展覧会に関するお問合せ: 03-3505-8731(スペイン大使館代表)

■東京工芸大学

 東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初から「テクノロジーとアートを融合した無限大の可能性」を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎える。

【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/

■東京工芸大学・色の国際科学芸術研究センター

 工学部と芸術学部の両学部に共通する全学的なテーマとしての「色」を研究する、国内の大学では唯一の「色の国際科学芸術研究拠点」。本センターにある国内初の「色」をテーマとした常設ギャラリー「カラボギャラリー」では、2021年に「ガウディの色と形」を開催。

【URL】 https://collab.t-kougei.ac.jp/

■駐日スペイン大使館

【URL】 http://www.exteriores.gob.es/embajadas/tokio/ja/paginas/inicio.aspx

本記事に関するお問い合わせ:東京工芸大学

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