プロダクト2022.04.07

巨大地震とコロナ禍に対応した「たすかるドア」が玄関ドアの新たな選択肢に

東京
株式会社新日本エントランス

巨大地震を想定した耐震性とコロナ禍で有効な換気機能を併せ持つ集合住宅向け⽞関ドア

株式会社新日本エントランス(本社・東京都板橋区、浦山久志 代表取締役)はこのほど、自社の新製品である『たすかるドア』が、公益財団法人板橋区産業振興公社が主催する令和3年板橋製品技術大賞において板橋防災賞を受賞し、販売開始から多くのお問合せを受け地震被害に遭った経験のあるマンションへの施工や、津波が危惧される地域にあるマンションからのご依頼を受けるなど、注目を集めています。

集合住宅向けの耐震ドアやエントランス改修工事などを手がける株式会社新日本エントランスはこのほど、自社の新製品である『たすかるドア』が、大型地震に対応した耐震性能に加え網戸による換気機能を付与することでウィズコロナ社会での通気性のニーズにも対応した防災製品として評価され、公益財団法人板橋区産業振興公社が主催する令和3年板橋製品技術大賞においてテーマ賞である板橋防災賞を受賞しました。

昨年2月の販売開始から間も無く埼玉県内の総戸数290戸のマンションから依頼を受け12月には交換工事を完工し、現在は地震による津波被害が危惧される熱海市内のリゾートマンションからの依頼を受けるなど、玄関ドアの新たな選択肢として注目を集めています。

【開発コンセプト】

 当社は、阪神淡路⼤震災で多発した、歪んだ⽞関ドアによる閉じ込め被害や、歪みで施錠ができなくなった⽞関ドアを狙った⽕事場泥棒被害を教訓とし、今後予想される⾸都直下型地震や南海トラフ巨⼤地震といった⼤型の地震が発⽣した際に、これらの被害を防止する目的で『たすかるドア』を開発しました。
近年発生した新型コロナ感染拡大も⼀つの災害と捉え、⽞関ドアにも効率的な換気を促す機能を検討していました。たすかるドアは、⼤型地震への備えのみならず、コロナ禍における積極的な換気にも有効な耐震ドアです。
たすかるドアは、⼤型地震への備えのみならず、コロナ禍における積極的な換気にも有効な耐震ドアです。

【製品紹介用動画】


■「3つのたすかる」で災害に備える

『たすかるドア』は、大きな特長として、次の“3つのたすかる”を掲げています。

(1)  閉じ込めからたすかる
地震発⽣時に扉の変形で開かなくなっても、内側に配置した避難⽤扉からスムーズに避難することができます。

(2)  ⽕事場泥棒からたすかる
脱出後の歪んだ扉は、通常は施錠ができなくなります。
たすかるドアなら施錠ができ安⼼して避難することができます

(3)  換気ができてたすかる(特許取得)
通常時には避難⽤扉を換気⼝として利⽤でき、コロナ対策にも有効です。この機能について特許を取得しています。また、⽕災発⽣時には熱を感知し⾃動で閉鎖する機構を取り入れることで特定防⽕設備の認定基準を満たした耐震ドアです。

なお、当社の本社内ショールーム(板橋区)では、実機を使⽤した商品説明を行っているほか、出張による商品紹介も実施しています。直下型地震を再現したデモンストレーションを交えた説明で「たすかるドア」の確かな耐震性能を体感いただけます。

本記事に関するお問い合わせ:株式会社新日本エントランス

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