トップモデル冨永愛のデジタルツインがトモ コイズミのドレスを纏いNFTアートモデルとして活動開始、テーマは「生命」
東京
スタートバーン株式会社
スタートバーンとサイバーエージェントによる、NFT共創プロジェクト
スタートバーン株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:施井泰平、以下スタートバーン)と株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751 )は、NFT共創プロジェクトを開始し、デジタルツインレーベルの公式3DCGモデル1人目となる世界的トップモデルの冨永愛さんのデジタルツインが、鮮やかな色遣い・大胆なシルエットが特徴的でグローバルに人気を博するファッションブランド「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」のドレスを身に纏い、「Life 生命」をコンセプトにしたNFT作品を公開したことをお知らせいたします。本作品は2022年夏頃、グローバル最大規模のNFTマーケットプレイス「OpenSea」においてNFT販売を開始いたします。
■ 背景
現在、NFTアートが注目を集め、デジタル空間がアーティストの新しい活動の場として急速に市場拡大しています。大量生産・大量消費・大量廃棄が問題視されているアパレル業界では、その解決策の一つとしてデジタル空間上での新たなビジネスに期待が高まっています。
従来のアパレルの製造工程では、プロトタイプを生成する時点で端材などの廃棄物が発生していました。しかし、デジタルでデザインし、デジタルツインモデルが着用することで、一切廃棄物を出さずに作品を発表することができます。大量生産・大量消費・大量廃棄というアパレル業界の問題に対し、新たなデジタル制作プロセスとして、デジタルでデザインして発表、そして顧客の反応をもとにした販売予想を立てて製造することで、限りなく廃棄物の少ない流通が可能となります。また、デジタル制作過程における作品をNFTアートとして展開するなど、販売内容の多様化やビジネス拡大が期待されます。
スタートバーンは、ブロックチェーンひいてはNFTを活用してアート作品の真正性・信頼性担保と価値継承を支えるインフラ「Startrail(スタートレイル)」を構築し、経済産業省の委託先として、ファッション産業における展示会の高度化について実証実験に取り組んでいます。ファッション業界の次世代スターで多くの有名アーティストの衣装を手がける「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」のデザイナー小泉智貴さんらと共に、実証事業としてNFTを活用したファッション展覧会を国内外で開催しています。
一方サイバーエージェントは、著名人のデジタルツインをキャスティングするサービス「デジタルツインレーベル」を2021年8月より開始しました。著名人の「分身」となる公式3DCGモデルを制作・管理し、デジタル空間でのタレント活動の促進を支援しています。1人目として世界的トップモデル冨永愛さんのデジタルツインを制作し、アートや広告、エンターテインメントなどデジタル空間でのデジタルツインによる活躍の場拡大および、新しい価値づくりに取り組んでいます。
このような背景のもと、デジタルツインモデルとデジタルファッションの組合せで生まれる新たなビジネスの可能性を探ることを目的に、本NFT共創プロジェクトを開始いたしました。
■ 共創プロジェクトについて
デジタルツインレーベルの公式3DCGモデル1人目となる世界的トップモデルの冨永愛さんのデジタルツインが、グローバルに人気を博するファッションブランド「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」のドレスを身に纏い、「Life 生命」をコンセプトにしたNFT作品を公開、2022年夏頃よりグローバル最大規模のNFTマーケットプレイス「OpenSea」においてNFT販売を開始いたします。
作品タイトル
Light of Life
作品コンセプト
Light of Life
デジタルツインとして生まれたAi Tominga。彼女は単なるデータの集合体ではなく、生命ある一人の人間としてこの世界に存在しています。 彼女の鼓動と呼応して溢れ出す光は、花から溢れ出す生命の光。Digital TwinのAi Tominagaと、TOMO KOIZUMIのドレスが一体となり、再生を繰り返す生命の光を表現しています。
公開先
NFTマーケットプレイス:OpenSea
決済通貨:イーサリアム(ETH)
販売形式:オークション
販売枚数:1点
販売時期:2022年夏頃
※詳細は追って、サイバーエージェント、スタートバーン、各社SNSより告知
公開作品について
・限定1点の販売を予定
・購入者特典として、トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)デザイナー小泉智貴さんと冨永愛さんのメッセージと直筆サインが施されたメッセージボード(額装)を予定
■ 技術面について
冨永愛さんのデジタルツインは、サイバーエージェントのデジタルツインレーベルが保有する精巧なスキャニングモデルを元に作り上げました。サイバーエージェント子会社で、フォトグラメトリー技術やバーチャルヒューマン等3DCG制作を強みとする株式会社CyberHuman Productions※の技術に加え、ヘアスタイリングやメイクアップはプロのメイクアップアーティスト監修のもと表現しています。デジタル衣装はTOMO KOIZUMI氏監修およびスタートバーン補佐のもと、布生地の質感や素材特性を物理的にシミュレーションして3DCG上に再現しました。そして作品の世界観は、アート作品として長く見続けていられるよう、果てしなく広がる背景空間や漂う粒子、有機的にも感じられる発光など、見るたびに新たな発見のある多層的な表現を施しました。
また、サイバーエージェントではデジタル空間における健全なマーケット作りを目的に、AI技術の研究組織「AI Lab」にてディープフェイクの悪用を検知する研究にも積極的に取り組んでいます。アート領域に特化してブロックチェーンひいてはNFTの技術を提供してきたスタートバーンの技術と共に、アートやファッションにおける新たな価値創造、デジタルツインモデルによるNFTアートモデルの活躍の場拡大に向け、技術の正しい社会実装および発展に努めてまいります。
■ 今後について
両社は本共創プロジェクトを通じ、両社のデジタル空間におけるクリエイター・アーティストのアート表現の可能性や、著名人のデジタルツイン活躍の場を構築し、ファッション産業のDXに貢献してまいります。
■ 参加アーティストコメント
「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」 デザイナー小泉智貴氏
2011年、大学在学中に自身のブランドを立ち上げる。2019年初となるファッションショーをニューヨークで開催。2019年毎日ファッション大賞選考委員特別賞受賞、BoF500選出。2020年LVMHプライズ優勝者の1人に選ばれる。2021年東京オリンピック開会式にて国歌斉唱の衣装を担当。2021年毎日ファッション大賞を受賞。
http://tomo-koizumi.com/
ブランド初のデジタルファッション動画NFTを、私の憧れのモデル冨永愛さんと共作できたことをとても光栄に思います。見た方が幸福感につつまれるような気分になっていただけたら嬉しいです。
冨永愛氏
17歳でNYコレクションにてデビューし、一躍話題となる。以後、世界の第一線でトップモデルとして活躍。モデルの他、テレビ、ラジオ、イベントのパーソナリティ、俳優など様々な分野にも精力的に挑戦。日本人として唯一無二のキャリアを持つスーパーモデルとして、チャリティ・社会貢献活動や日本の伝統文化を国内外に伝える活動など、その活躍の場をクリエイティブに広げている。公益財団法人ジョイセフ アンバサダー、エシカルライフスタイルSDGs アンバサダー(消費者庁)、ITOCHU SDGs STUDIO エバンジェリスト。
デジタル冨永愛がついに、NFTデビューを果たしました。この初めてのNFT作品「生命」において、 私が敬愛するTOMO KOIZUMIさんの美しいドレスとご一緒できたことをとても嬉しく思っております。
■ PR動画公開
本プロジェクトのPR動画を公開いたしました。
https://youtu.be/CxV9B5Sj5pk
※ 株式会社CyberHuman Productionsについて
CyberHuman Productionsは、「技術(Cyber)」と「人間(Human)」の融合を目指すクリエイター集団です。従来の慣習にとらわれず、「プロセス」や「時間」の概念の転換を仕掛けていきます。
それは決してクリエイティブの質を下げるものではなく、新しいアイディアやゆとりの創出につながると私たちは信じています。誰も見たことがない表現を創造する、誰もが価値を感じるものをアーカイブする、みんながワクワクする体験を設計する。AI・CG等の技術とクリエイターの力で、クリエイティブの新しいステージを切り拓き、インターネットを通じて、渋谷から世界を震撼させます。
https://www.cyberhuman-productions.co.jp/
■ スタートバーン株式会社
スタートバーンは世界中のアーティストそしてアートに関わる全ての人が必要とする技術を提供し、より豊かな社会の実現を目指す会社です。アート作品の信頼性や真正性の担保および価値継承を支えるブロックチェーンインフラ「Startrail」を構築しています。
https://startbahn.jp/
「Startrail」とは
アート作品の信頼性と真正性の担保ひいては価値継承を支えることを目指した、持続可能なブロックチェーンインフラです。展示・売買・蒐集・査定・保存・継承など様々な領域のステイクホルダーが存在する、アート業界固有のエコシステムを支えます。Startrailには、作品の来歴はもちろん、展示やオークションの履歴など、作品に関するさまざまな情報を永続的に記録できます。また、二次流通時の取引や利用について、アーティスト自身が事前に独自の作品規約を設定することが可能です。
https://startbahn.io/startrail
■ メディア関係者お問合せ先
スタートバーン株式会社 広報
pr@startbahn.jp
株式会社サイバーエージェント 広報
cyberagent.ai_pub@cyberagent.co.jp
本記事に関するお問い合わせ:スタートバーン株式会社
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