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WEB・モバイル2022.07.01

世界に⽇本の伝統⽂化を発信するプロジェクトをスタート。世界最⼤級のクリエイターSNS「Behance」と NFT を活⽤して新たな収益モデルを構築

福岡
一般社団法人 伝統文化デジタル協議会
⼀般社団法⼈伝統⽂化デジタル協議会(本社:福岡県福岡市、代表:平井みどり、以下TCDC)は、アドビ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社⻑:神⾕知信、以下アドビ)の協⼒のもと、⽇本の伝統⽂化および伝統⼯芸を世界に発信するプロジェクトをスタートしました。⽇本には世界に誇るべき素晴らしい伝統⼯芸が多数あります。⼀⽅で、地域の伝統的なものづくり産業のデジタル化や、海外市場への情報発信はまだまだ課題が多く残っています。この度TCDCは、アドビが運営する世界最⼤級のクリエイターSNS「Behance」を使って、⽇本の伝統⼯芸品を紹介することで、海外のクリエイターやマーケターに⽇本の伝統⼯芸品の魅⼒を伝えていきます。また、NFTに対応するBehanceで作品を紹介し、伝統⼯芸を⽣み出す職⼈たちへの新たな収益モデルの確⽴を⽬的としています。

 


伝統⽂化デジタル協議会公式Behanceページ:https://www.behance.net/tcdcjapan

■⽇本の伝統⼯芸の今
⽇本政策投資銀⾏が2018年に発表した『地域伝統ものづくり産業の活性化調査』によると、1980年頃に⽣産額がピークを迎えた。それ以降、バブル崩壊による不景気や安価な海外製品の台頭、ライフスタイルの変化によって⽣産額は年々減少しています。現在はピーク時と⽐較すると5分の1、約1,000億円程度の⽣産額に落ち込んでいます。

また、従事者も⾼齢化しており、職⼈技術の継承が困難になっています。経産省の公表によれば、平成21年度の時点で50歳以上の従事者の割合は64%、30歳未満が5.6%となっています。

Behance とは
Behanceは、世界中のクリエイターが⾃⾝の作品を公開しているソーシャルネットワークサービス(SNS)です。作品から刺激を受けたり、ヒントを得たりするだけでなく、⾃分の作品を公開して評価やコメントをもらうこともできます。企業のマーケターたちもキャンペーンやコラボレーションを実施する際にクリエイターをBehanceで探しており、過去にはBehanceに作品をアップしていた⽇本のクリエイターがニューヨークタイムスの表紙のイラスト制作を依頼されたこともあります。
また、昨年10⽉から、NFTにも対応しており、作品をアップしたクリエイターがより収益を得ることができるようにサポートしています。

 

 



<平井みどりからのメッセージ>
2019年5⽉に設⽴した(⼀社)伝統⽂化デジタル協議会ですが、アドビと協⼒して⽇本の伝統
⽂化を世界に発信するプロジェクトをスタートできることを嬉しく思います。伝統⽂化は、何百年も昔からその⼟地の歴史・⽂化・⾵⼟により育まれ、承継されてきたもので、地域を語るには⽋かせない財産です。その物語をみんなで共有し、次世代へと伝えていく⼯程において、デジタル化と世界に発信する機会を作り出すことは⼤変重要です。世界中のクリエイターやマーケターが利⽤しているBehanceを活⽤することで、⽇本の伝統⽂化を発信し、新しいコラボレーションや新しい収益モデルの可能性が広がることにワクワクしています。

<神⾕知信からのメッセージ>
今年で⽇本設⽴30年⽬を迎えたアドビは、多くのクリエイティブ製品や取り組みを通して⽇本のクリエイターをサポートしています。⽇本の伝統⽂化・伝統⼯芸は世界に誇るべき財産であり、多くの可能性を持っていると思います。その伝統⽂化・伝統⼯芸を世界に発信するお⼿伝いを「Behance」でできることをとてもうれしく思います。⽇本のモノづくり産業に従事する⽅々のお役に⽴てるよう伝統⽂化デジタル協議会と引き続き連携していきたいとと思います。

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本記事に関するお問い合わせ:一般社団法人 伝統文化デジタル協議会

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