WEB・モバイル2023.03.19

アドビ、日本での女性クリエイターの活躍を後押しするため、クリエイターを取り巻く環境に関する調査結果を発表

東京
アドビ株式会社

~副業でクリエイターをする女性の受注獲得の決め手は「ソーシャル上での繋がり」~

 

【2023年3月7日】
アドビ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神谷知信、以下 アドビ)は、女性クリエイターの環境に関する実態調査の結果を発表しました。今回の調査を通して、女性クリエイターの勤務形態などの概要や苦悩、また副業として「クリエイター」という職業を選択した方々の実態が明らかとなりました。
※本調査における「クリエイター」は、クリエイティブな活動(写真撮影、クリエイティブライティング、オリジナルSNSコンテンツの作成など)に参加し、収益を得ている人を指しています。
アドビでは”Creativity for All: すべての人に『つくる力』を“の理念のもと、これまでも誰しもが創造性を発揮できるクリエイティブツール( https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html )やサービスを提供してまいりました。結果を受けてアドビでは、これまで以上にコミュニティ活動に力を入れていき、よりクリエイター同士や、クリエイターと依頼主(クライアント)がデジタル上で繋がり、さらに大きな価値創造ができるように、支援していくことが重要であると考えております。

アドビは、今後もクリエイター、ならびにクリエイターを志す皆様により良い環境を提供し、どんな状況にいても、誰もが様々な形で「自分らしい」創作活動・創作発信ができるよう、3月8日に控える「国際女性デー」以降も継続して女性クリエイター支援の取り組みを進めてまいります。

クリエイティブを仕事にする良さとして感じることの1位は「年齢を問わず活動できる」。
男性よりも『好きなものを作り続けたい』女性クリエイターが多い傾向も明らかに。


クリエイターの皆さんに『クリエイティブを仕事にする良さ』について尋ねたところ、約7割が「年齢を問わず活動できる」ことと回答しており、加齢や生活環境の変化があれども、クリエイティビティに限界はないと感じている方が多いという結果が見られました。
 


続いて、「クリエイティブの仕事を通じてどのようになりたいか」を尋ねると、『好きなものを作り続けたい』が女性:23.5%で最も高く数字が出ました。男性クリエイターと比較しても、女性クリエイターのほうが「好き」を仕事のモチベーションとしている傾向がみられました。
 


副業クリエイターの受注獲得経路1位は「SNS」という結果に!
女性副業クリエイターの年収は「10万円以下」が最も多い。


※この章では「副業」として、クリエイティブ活動で収入を得ている301名(女性:161名、男性:140名)への調査結果を明示します。

副業としてクリエイティブ活動で収入を得ている方の収入の実態は、どうなっているのでしょうか。調査結果は以下のとおりで、女性の場合、年収は「10万円以下(36.0%)」が最も多い結果となりました。
 

また、女性副業クリエイターの直近1年間のクリエイティブに関する仕事の依頼経路について尋ねたところ、「SNS」が32.3%で1位という結果になりました。副業としてクリエイティブ活動をするにあたり、SNSでの発信や営業目的での活用が非常に重要で、“ソーシャル上での繋がり”がクリエイターとしての働き方を後押ししている傾向が見て取れました。
 


女性クリエイターの困りごと・悩みの1位は「収入」という結果に。
一方で、副業として取り組んでいる女性からすると、“自分らしい働き方”を選択できる
“柔軟性”が魅力であるという傾向も。


つづいて、女性クリエイターの困りごと・悩みに焦点を当てると、約3割の女性クリエイターが「収入が上がらない」ことと回答しました。
 


一方で、副業クリエイターの女性の稼働日数に着目をすると、月平均 週4日未満でクリエイティブ活動をしている女性は約7割と、女性の副業クリエイターの多くがスポットとしてクリエイティブ活動に励んでいることがわかりました。
女性クリエイターの多くが収入面での悩みを抱えているものの、一部の女性クリエイターたちは限られた時間内で活動をし、収入を得る「自分らしい働き方」を実践していることもわかりました。
 


「女性クリエイターの実態調査」概要
サンプル数:800名(性年代別で各100名を均等回収)
調査対象:クリエイティブ活動で収入を得ている全国20歳~49歳の男女
調査手法:インターネット調査
調査期間:2023年2月13日~2月15日
調査主体:アドビ株式会社
調査実施機関:株式会社ディーアンドエム

■「アドビ」について 
アドビは、 「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、 3つのクラウドソリューションで、 優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。 Creative Cloud( https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html )は、 写真、 デザイン、 ビデオ、 web、 UXなどのための20以上のデスクトップアプリやモバイルアプリ、 サービスを提供しています。 Document Cloud( https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html )では、 デジタル文書の作成、 編集、 共有、 スキャン、 署名が簡単にでき、 デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。 Experience Cloud( https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html )は、 コンテンツ管理、 パーソナライゼーション、 データ分析、 コマースに対し、 顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。 これら製品、 サービスの多くで、 アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei( https://www.adobe.com/jp/sensei.html )を活用しています。

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。

アドビに関する詳細な情報は、webサイト( https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html )をご覧ください。

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本記事に関するお問い合わせ:アドビ株式会社

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