【クリエイティブになりたい「非デザイナー」必読】良いデザインを生み出す「コミュニケーション術」と「考え方」がわかる実践書『すべての仕事はデザインから始まる。』が発売

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その他2023.08.08

【クリエイティブになりたい「非デザイナー」必読】良いデザインを生み出す「コミュニケーション術」と「考え方」がわかる実践書『すべての仕事はデザインから始まる。』が発売

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クロスメディアグループ株式会社

デザインが上がってきたときに「なんか違うんだよな……」となるのは「コミュニケーション」の問題です！

ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：小早川幸一郎）は、2023年7月28日に書籍『すべての仕事はデザインから始まる。』を刊行いたします。
本書はアートディレクター・グラフィックデザイナーとして数多くのクリエイティブを世に送り出しながら、美術系の大学でデザイン学科の教授として教鞭をとるカイシトモヤ氏による、「デザインプロセスのコミュニケーション術」と「創造性の育て方」が学べる実践書です。クリエイティブな仕事に憧れる人や、デザインを発注する立場にある人、デザイナーの方など、幅広い層に役立つ1冊です。

楽天ブックス　https://books.rakuten.co.jp/rb/17523658/

優れたデザインは「発注者」が決める

「優れたデザインは世界を変える」 ――そんな例は世の中にたくさん存在します。例えば、iPhoneやナイキのロゴ、東京タワーなど、挙げればキリがありません。

これらはすべて、いちデザイナーやクリエイターが一人でゼロから生み出したのではなく、そのデザインを依頼した「発注者」が必ず存在します。

何が言いたいかというと、デザインというのは、デザイナーやクリエイターなど、特定の職業だけに依拠するものではないということです。

では、そんな「世界を変えるようなデザインやクリエイティブ」は何によって生まれるのか？そこに欠かせないのが、発注によって生まれる「コミュニケーション」です。

この本で学べること

本書では主に「デザインプロセスのコミュニケーション」について解説をしていきます。デザイナーでない人が、デザインの工程に参加し、優れたデザインを生み出すために、その具体的な方法を「アートディレクター／グラフィックデザイナーの視点」からまとめています。

例えば著者は、発注側からデザイナー側する相談を「マグロの刺身」に例えています。丸々1匹のマグロが指しているものは、例えば「若い世代に、この商品の認知度が上がるような施策を考えてほしい」といった大きな課題のこと。「デザイナーはそれをいきなりドンと渡されても捌けない」と言います。

丸ごとのマグロ一本を捌くのは、アートディレクターの仕事です。頭と尻尾を切り落とし、ワタをきれいに洗い落とし、身から骨を削いで半身の状態にして、デザイナーに渡します。

デザイナーは一本のマグロ丸々は捌くことはできませんが、半身であればそれを柵（さく）に切り分けたり、その柵を切って刺身に仕上げたりすることができます。でも、もし相手が新人のデザイナーだった場合、その半身ですら荷が重い可能性があります。その場合は、柵の状態までこちらで切って渡したり、時には実際に途中まで刺身を切り分けて見せたり、あとは同じようにやってくださいと具体的な指示があったほうが、相手にとってやりやすい場合もあるのです。