世界的に貴重なカメラ・写真のコレクションを、最新のデジタルアーカイブで紹介。Web展覧会「みどころキューブ」
「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション」来日30周年記念
2023 年と2024 年は、本コレクションの来日から30 周年を迎える節目の年となります。これを記念して、大日本印刷株式会社(以下、DNP)が提供する、文化財・美術作品のデジタルアーカイブシステム「みどころキューブ® SaaS 型」を活用したWeb展覧会を、2023 年9 月19 日(火)~2024年3 月31 日(日)の期間に、オンラインで開催します。
Web展覧会URL https://artazamino.jp/event/post-10512
約12,000 点の収蔵品から厳選した50 点を、年代別・国別で立体的に展示
本Web 展覧会では、約12,000 点の収蔵品の中から、担当学芸員が厳選した50 点を展示。タテ軸は年代、ヨコ軸は世界地図となっており、それぞれのカメラや写真が、どの時代に、どの国で製作・撮影されたのか、といった歴史的かつ地理的な分布を、立体的に展示しています。
画像をクリックすると、各カメラの構造や特徴、写真の技法や撮影された背景などの解説が表示されます。そこからリンクされた当館の収蔵品データベースへ移動することで、各収蔵品の詳細なデータをご覧いただけます。 また、フィルムやダゲレオタイプといった感材種別の表示ができるような工夫を施しています。
立体的に捉えることで、カメラや写真の分野における技術の発展を知ることができる、特別な展覧会となっています。
【事 業 名】[Web展覧会]横浜市所蔵カメラ・写真コレクション 来日30周年 みどころキューブ
【会 期】2023年9月19日(火)~2024年3月31日(日)
【主 催】横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
【協 力】DNP、早稲田システム開発株式会社
「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション」について
横浜は日本における写真発祥の地の一つとして、近代日本の写真映像文化の発展に大きく貢献したと言われています。横浜市ではこうした歴史を踏まえ、アメリカのサーマン・F・ネイラー氏が40 年にわたって世界各地から収集したカメラ、写真、写真関連アクセサリー、資料及び文献のコレクションを1993~1994 年度に取得。これらは、世界のカメラと写真の歴史が総合的にたどれるものとして高く評価されています。
当館では、2005 年の開館以来、本コレクションを収蔵・管理し、調査研究を進めるとともに、年1 回のコレクション展、エントランスロビーでの小展示、ウェブなどを通じてご紹介しています。
▶横浜市所蔵カメラ・写真コレクション・データベース https://jmapps.ne.jp/azamino/
▶Gallery on the WEB https://artazamino.jp/gallery-on-the-web
「みどころキューブ®SaaS 型」について
「みどころキューブ® SaaS 型」は、DNP が提供する、文化財・美術作品のデジタルアーカイブシステムです。様々なコレクションをキューブ(立方体)状のインタフェースを用い、テーマ・関係性など多様な視点から紹介できる鑑賞システムです。
直感的な操作で、キューブを回転したり、キューブの内側に入ったりといった体験が可能です。立方体の側面に表示されるテーマ情報で、鑑賞者の作品への興味・関心を喚起し、理解を促進させます。
* DNP インタラクティブコンテンツシステム「みどころキューブ® SaaS 型」の詳細
https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/10162264_1567.html
「横浜市民ギャラリーあざみ野」について
横浜市民ギャラリーあざみ野は、さまざまなジャンルのアーティストが行っている表現活動に目を向け、現在進行形のアートを紹介し、創造性溢れる表現活動を幅広く育み、人と人とが交流する市民と創造活動の「出会いの場」をつくることを目的としています。
展示室やアトリエを管理運営し市民利用の場として提供するほか、年に3 回の企画展や、多彩なアトリエ講座、コンサートなどを企画実施しています。
〒225-0012 神奈川県横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野内
アクセス:東急田園都市線、横浜市営地下鉄「あざみ野駅」徒歩5 分
ホームページ https://artazamino.jp/
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