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グラフィック2024.01.07

普及が進む画像生成AI。クリエイティブ性の可能性を広げる。クリエイティブ統括の吉田 佳寿美(KATHMI)、独自性を武器にAIグランプリ連続入賞

東京
アンドドット株式会社
企業向けに生成AIソリューション事業を展開するアンドドット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:茨木雄太)にてCCOとしてクリエイティブ統括を指揮監督する吉田 佳寿美(KATHMI)が、今秋に開催された「ワールドAIグランプリ」および「第二回AIアートグランプリ」に自身のアート作品を出品し、前者は『AI天使賞』、後者は『佳作』と、ともに入賞を果たしました。画像生成AIの分野において、独自性・作り手の個性を内在させた点が、吉田 佳寿美(KATHMI)が受賞される大きな評価ポイントとなりました。

【画像生成AIツールの活用は、情報整理や構築なしには『アート』にはなりづらい】

ChatGPTの登場以来、生成AIの普及は著しく、画像生成の分野でも新しいツールが次々と開発されています。23年12月には、FacebookのMetaがキストから画像を生成できるAI機能「imagine」のWeb版を提供開始。先行していたGoogleも、新バージョン「Imagen 2」のリリースを発表しました。しかし国内では、制作会社や広告代理店など商業アートでの活用が一般的です。プログラミングなどの工学的な知識が必要ということもあり、クリエイター自身が画像生成AIを活用している事例は少ないといえます。また画像生成AIは、学習対象となる「素材」を土台に作成されるために、デザイン・トーンなどが過去の作品と類似することも、しばしば見受けられます。

吉田佳寿美(KATHMI)曰く、

「メインストリーム市場は大衆向けの画像生成AIのWebサービスであるMidjourneyやAdobe Firefly等を広告活用に使用していますが、私はローカル生成AIを使用しています。特にStable Diffusionを使用し画像生成を行なっています。またローカルStable Diffusionは現状、専門知識が必要不可欠です。世間で炎上していることや法律で画像の学習は構造上、実質無許可で良いと現状は定められています。今後クリエイターのために、著作権の保護やテクノロジーの進化で生態系が崩れることの対応を求められます。

また、アウトプットする際に学習元の参照データを呼び出して、その引用元は生成AIでクリエイティブに表現される際にどこの部分の表層まで問題になるかなど、議論されており、この問題は画像生成AIの登場にとりより加速度的に頻出する課題となるでしょう。」

【吉田 佳寿美(KATHMI)が画像生成AIで実現した、独自性×効率性の両立】

吉田 佳寿美(KATHMI)は、高校2年生の時からイラスト・デザインを受注。美大進学、CG制作会社の設立など、長くクリエイターの第一線で活躍してきました。画像生成AIに出会ったのは23年3月。高校の教科書で基礎を学んだ後、Python・JavaScriptを独学で身に着け、3か月で作品制作ができるようになりました。

彼女が、自身の過去の作品を生成AIの学習対象にすることで、模倣品に見られがちな他の作品と一線を画す独自性を生み出しています。作品を出品した「ワールドAIグランプリ」「第二回AIアートグランプリ」はともに画像生成AIアートのコンテントで双方とも100を超える作品が出品されましたが、クリエイター自身が画像生成AIを直接活用していること自体の希少性に加え、吉田 佳寿美(KATHMI)自身の作品を学習対象にすることで、アート自体に作り手の独自性が反映されている点が受賞の要因となりました。

事業向け生成AIソリューションを開発している当社も、業務の効率化や生産性向上を目指しながら、同時に使い手の個性・創造性も両立できるアプリケーションの実現を目指しています。当社サービスのクリエイティブ統括を担う吉田 佳寿美(KATHMI)のアイデアや独創性を取り込み、より新しい価値を世の中に届けられるように生成AIソリューションを開発してまいります。

吉田 佳寿美(KATHMI)より、「画像生成AIはクリエイティブを脅かすという論調もありますが、自分の作品を学習元にして自分で生成することにより、自分の絵を学習データ化してプロンプト入力の際に自分の絵を解釈し、文章・体系化し生成することで、アートとしての独自性は保たれることを実感しました。同時に、アートの立場にいながら、自分自身で画像生成AIを活用できるようになったからこそ、改善点も見つけることができました。作業や時間を短縮できる利便性は、クリエイティブの世界でも同じように恩恵です。

しかし同時に、クリエイティブの世界にいるからこそ、自身の作品が無秩序に真似されるのは良いとは思いません。一定のルール整備・倫理の形成は必要と感じています。Z世代以下の世代からもデジタルネイティブな新しいクリエイターが出てきています。アートの世界でも生成AIが一部、それ以上に溶け込んでいくことは避けられません。独自性を保ちながら、うまく画像生成AIを利用していく動きも1つのスタンダードになっていければと思います。」

とコメントをいただきました。

<ワールドAIグランプリについて>

クリエイティブに携わってこなかった人々が自身の表現を行う機会を増やし、クリエイティブ業界全体の活性化に繋げることを目的に、画像生成AIを駆使したクリエイティブに特化したグランプリです。

https://www.world-ai-gp.com/

<第二回AIアートグランプリ>

近年にわかに注目を高めている作画AIや作曲AIなど、人間の芸術的想像力を高めるAIの進歩を受け、来るべき時代に人間とAIが共生し、人間がより自らの能力を拡張するためにAIを活用したアート作品世に広めることを目的としたグランプリです。

https://www.aiartgrandprix.com/

【会社概要】

会社名 : アンドドット株式会社(代表:茨木 雄太)

本社  : 〒151-0062 東京都渋谷区元代々木町52番7-302

事業内容: 生成AIを活用したソリューション事業、および、それらに付帯する事業

URL  : https://and-dot.co.jp/

吉田 佳寿美(KATHMI)

 Instagram:https://www.instagram.com/iam_kathmi/

本記事に関するお問い合わせ:アンドドット株式会社

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