「ポーラ ミュージアム アネックス展 2024」を2月9日(金)より開催
若手アーティスト6名によるグループ展
ポーラ ミュージアム アネックス(東京・中央区銀座)では、「ポーラ ミュージアム アネックス展 2024」を2024年2月9日(金)から4月14日(日)の間、前後期に分けて開催します。
ポーラ ミュージアム アネックス展は、公益財団法人ポーラ美術振興財団が行っている「若手芸術家の在外研修助成」を受けられた方々の研修成果を披露いただく展覧会として毎年開催しているもので、今回で22回目を迎えます。ポーラ美術館 木島俊介前館長 監修のもと「表彰と趣意」と題し、近年の研修員より採択された6名の作品をご紹介します。
また3月8日から3日間は、国際的なアートの見本市「アートフェア東京」にも出展し、より多くの方々に作品を目にしていただく機会を設けるとともに、作品の販売も予定しています。
若手芸術家の在外研修に対する助成事業とは、公益財団法人ポーラ美術振興財団が実施している活動のひとつで、40歳未満のアーティストを対象に海外での研修を援助し、更に活発な創作活動を奨励しようとするものです。
∥ 展覧会概要 ∥
展覧会名:ポーラ ミュージアム アネックス展 2024 ―表彰と趣意―
【前期】 2024年2月9日(金) – 3月10日(日)【31日間】*会期中無休
アーティスト:西田秀己・砂田百合香・江原梨沙子
【後期】 2024年3月15日(金) – 4月14日(日)【31日間】*会期中無休
アーティスト:水永阿里紗・菊池奈緒・鶴見朋世
会 場:ポーラ ミュージアム アネックス https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
(〒104-0061 中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階)
主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 https://www.pola-art-foundation.jp/
開館時間:11:00 - 19:00 (入場は18:30まで)
入場料:無料
∥ Art Fair Tokyo2024 ∥
会期:2024 年3 月8日(金)~ 3 月10(日)
時 間:11:00 - 19:00 ※最終日の10日のみ17:00に終了
会 場:東京国際フォーラムホールE&ロビーギャラリー
(〒100-0005東京都千代田区丸の内3-5-1)
出展者名:公益財団法人ポーラ美術振興財団
URL: https://artfairtokyo.com/
※入場にはチケットが必要です。詳しくは公式サイトをご確認ください
∥ 監修者プロフィール ∥
木島 俊介:ポーラ美術館前館長。1939年鳥取県生まれ。慶応義塾大学文学部卒業、美学・美術史専攻。フィレンツェ大学、ニューヨーク大学大学院、同美術史研究所に学ぶ。群馬県立近代美術館館長および群馬県立館林美術館館長、共立女子大学教授等を務め、現在、同大学名誉教授、東急文化村ザ・ミュージアム プロデューサー。主要著書は、『美しき時祷書の世界』(中央公論社)、『アメリカ現代美術の25人』(集英社)、『女たちが変えたピカソ』(中公文庫)、『名画が愛した女たち 画家とモデルの物語』(集英社)、『クリムトとウィーン』(六耀社)、翻訳書に『ヨーロッパの装飾芸術 全3巻』(中央公論新社)など。
∥公益財団法人ポーラ美術振興財団の活動概要∥
公益財団法人ポーラ美術振興財団では、美術分野などの若手芸術家及び美術の専門職員に対する助成活動を行っています。主に美術分野における研究活動テーマを広く一般から募集し、有識者で構成される選考委員会によって採択・助成し、日本文化の向上、発展に寄与することを目的に以下の活動を行っています。
【参考資料:令和5年度助成採択内容】
採択数 | 助成金額 | |
---|---|---|
(1)若手芸術家の在外研修に対する助成 | 13件 | 3,681万円 |
(2)美術館職員の調査研究に対する助成 | 11件 | 1,883万円 |
(3)美術に関する国際交流の助成 | 7件 | 1,400万円 |
作家プロフィール
【前期】
西田秀己 Hidemi NISHIDA
1986 北海道生まれ
2007 釧路工業高等専門学校建築学科卒業
2011 札幌市立大学デザイン学部デザイン学科空間デザインコース卒業
2014 ベルゲン芸術デザイン大学芸術学部修士課程修了(ノルウェー)
2017 デルフィーナ財団アーティストレジデンシーフェロー(イギリス)
2018 公益財団法人ポーラ美術振興財団 在外研修員(ロシア)
現在 女子美術大学芸術学部専任講師
̶主な展覧会̶
2023 「浪漫台3線藝術季」三坑自然生態公園(桃園/台湾)
2022 「BACK TO THE LAND」CAI03(札幌/北海道)
2021 「Time Space Existence」ECCパラッツォ・ベンボ(ベネチア/イタリア)
2018 「Unmanned 無人駅の芸術祭/大井川2018」抜里(島田市/静岡県)
2015 「By the mountain path」White Rainbow Gallery(ロンドン/イギリス)
2014 「Ung.Lovende」Galleri F15(モス/ノルウェー)
「光州ビエンナーレ2014」光州ビエンナーレホール(光州/韓国)
「札幌国際芸術祭2014」500m美術館(札幌/北海道)
2013 「LEXUS HYBRID ART 2013」マネージ(モスクワ/ロシア)
「Born of the Emptiness」ティポグラフィア(クラスノダール/ロシア)
砂田百合香 Yurika SUNADA
https://www.yurika-sunada.com/
1989 東京都生まれ
2012 武蔵野美術大学空間演出学科 卒業
2018 アーティスト・イン・レジデンスGlogauAIR(ドイツ)
2019 公益財団法人ポーラ美術振興財団 在外研修員(ドイツ)
2023 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程 在学中
̶主な展覧会̶
2021 「Interspace」ART PROJECT TAKASAKI 2021(群馬)
2020 「ambivalent」Künstlerhaus Bethanien(ベルリン)
2019 TOKAS-emerging「engram」TOKAS本郷(東京)
2018 「Intersection」Gallery 58(東京)
̶受賞̶
2018 Aesthetica Art Prize 2018 ロングリスト(イギリス)(共同作品)
江原梨沙子 Risako EHARA
https://risakonotrecycle12.wixsite.com/risakoehara-artworks/
1994 東京都生まれ
2017 女子美術大学芸術学部 日本画専攻卒業
神山財団芸術支援プログラム第4期生
2018 パリ国立高等美術学校 交換留学
2020 東京藝術大学大学院修士課程 油画壁画第二研究室修了
2021 公益財団法人ポーラ美術振興財団 在外研修員(フランス)
2022 女子美ミラノ賞
̶主な展覧会̶
2023 「MINI○展」 sansiao gallery(東京)
個展「L'ètranger」 RISEGALLERY (東京)
2022 個展「furesuco」 Galerie89 (パリ)
「Résonance」KATSUYASUSUKI gallery(東京)
2021 「孤帆の遠影」MONTBLANC GINZA× Chain Museum (東京)
2019 「第45回三菱商事アートゲートプログラム」入選 (東京)
2018 「Cinematic scape」 masataka contemporary (東京)
2017 渋谷芸術祭 SHIBUYA AWARD 2017 (東京)
【後期】
水永阿里紗 Alisa MIZUNAGA
1984 広島県出身
2009 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2011 東京藝術大学院美術研究科絵画専攻壁画分野 修了
2014 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程
美術専攻油画(壁画)研究領域 博士号取得
2022 公益財団法人ポーラ美術振興財団 在外研修員(ドイツ)
̶主な展覧会̶
2013 個展「水永阿里紗の世界展」三良坂平和美術館(広島)
2012 「イモノの景色」展 東京藝術大学 大学美術館 陳列館
2009 個展 Space/Annex Gallery(東京)
̶音楽&ステンドグラス 共演発表̶
2018 「村上祐亮&水永亜実子 2台ピアノによるコンサートVol.5」
福山芸術文化ホール リーデンローズ・小ホール(広島)
2017 「村上祐亮&水永亜実子 2台ピアノによるコンサートVol.4」
福山芸術文化ホール リーデンローズ・小ホール(広島)
2016 sonorium『映像と音楽』共催シリーズ
「ピアノとステンドグラスの饗宴-音の形、色の響き」(東京)
2013 「シューマン カーニバルOp9 Vol.3」三良坂平和美術館(広島)
2012 「シューマン カーニバルOp9 Vol.1」岡山県立美術館ホール(岡山)
̶受賞歴̶
2011 第6回佐野ルネッサンス鋳金展 第2部門 大賞
2007 安宅賞受賞
菊池奈緒 Nao KIKUCHI
1988 栃木県生まれ
2011 多摩美術大学絵画学科 卒業
2013 多摩美術大学大学院修士課程 修了
2021 公益財団法人ポーラ美術振興財団 在外研修員(ドイツ)
2023 カールスルーエ芸術アカデミー 卒業
公益財団法人吉野石膏美術振興財団 在外研修員(ドイツ)
̶主な展覧会̶
2023 個展「Game」Trust (ウィーン/オーストリア)
「石を投げれば」V8(カールスルーエ/ドイツ)
2022 「Enclosure」Stella(ベルリン/ドイツ)
「Regionale 23」Kunstverein FABRIKculture(ヘーゲンハイム/フランス)
2021 「Candle Lights」Laube(カールスルーエ/ドイツ)
「Regionale 22」Kunst Raum Riehen(リーエン/スイス)
2019 「When Karl Met Trixie」TRIXIE(ハーグ/オランダ)
2017 「SUPER OPEN STUDIO」TANA Studio(神奈川)
2014 「跳ねる土」HIGURE 17-15cas(東京)
鶴見朋世 Tomoyo TSURUMI
https://www.tomoyotsurumi.com/
1994 三重県生まれ
2018 多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻 卒業
2022 公益財団法人ポーラ美術振興財団 在外研修員(イギリス)
2023 公益財団法人野村財団 美術部門奨学助成 受賞
Textile Society 奨学助成金 受賞
ロイヤル・カレッジ・オブ・アート テキスタイル専攻 修了
̶主な展覧会̶
2023 個展「 absence of absolute -dialogue at teto-」Teto Studio(ロンドン)
「Royal College of Art Final Show at Truman Brewery」Truman Brewery Gallery(ロンドン)
2021 コラボレーション作品「yuhl」Base Milano, Milan Design Week
ポーラ ミュージアム アネックス
銀座という街で多くの方々に芸術を通して美意識・感性を磨いていただきたいという想いから、気軽にアートを体感いただけるよう、年間を通じて無料でご覧いただける展覧会を開催しています。ポーラ美術館コレクションから現代美術の展示まで多彩な企画展により、未来へつながるアートをご提案いたします。
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