ADHD(注意欠如・多動症)の女子高生たちが生きる道を見つけて行く 映画『ノルマル17歳。― わたしたちはADHD ― 』 4月5日(金)東京・アップリンク吉祥寺にて公開
公開初日に舞台挨拶イベントを実施
発達障害を取り囲む家族や社会の問題から、『普通とは何か』を問いかける作品です。
全国オーディションで確かな演技力を見出された新人・鈴木心緒と西川茉莉が、ADHDの女子高生を熱演。また、子どもたちに「普通」の価値観を押しつける「毒親」役を、眞鍋かをりと福澤朗が好演しています。そして「元祖」青春スター・村野武範が、神社の宮司役で若い主人公たちを導いて行きます。
本作品は、2023年12月、愛媛県(西川茉莉と眞鍋かをりの出身地)のシネマサンシャイン重信において先行公開され、好評につき追加上映もされました。SNSにおいても予告編が220万回以上再生され、コメント欄で「発達障害」「ADHD」に関する議論が交わされるなど、本テーマへの関心の高さが伺えます。
4月5日(金)公開初日には、舞台挨拶イベントも行ないます。
ストーリー
進学校に通う絃(いと/西川茉莉)はまじめな子であったが、発達障害のひとつであるADHDと診断されており、ひどい物忘れで生活や学業に支障を来していた。
重要なテストの日、絃は目覚まし時計をかけ忘れて寝坊してしまう。
ショックのあまり絃は登校せず、いつもは行かない道をさまよって見知らぬ公園に来てしまう。
そこで突然、茶髪で派手なメイクのギャル女子高生・朱里(じゅり/鈴木心緒)に声をかけられる。
「何してんの?」「あ…今日は寝坊して」
「あたしなんかほとんど寝坊か欠席。学校行ったけど落ち着かなくて帰ってきた。あたし発達障害あってさ。ADHDっての。知ってる?」
いきなりADHDだと言う朱里に驚く絃。
朱里は強引に絃を街へと遊びに誘う。
古い商店街や裏山が見渡せる公園、野良猫たち。 普段は家と学校の往復しかしない絃にとって、それは新鮮な世界であった。
朱里と絃は友達となり、後日も遊びに行くが、絃の母(眞鍋かをり)に見つかってしまう。
絃の母は朱里の派手な身なりに不快感を持ち、朱里との交際を禁止してしまう。
一方で朱里は、自分の物忘れで姉(花岡昊芽)との喧嘩が絶えず、父(福澤朗)や母(今西ひろこ)からも厳しく言われて家庭内で孤立していた。
やがて朱里は絃とのメッセージのやり取りもやめ、次第に部屋に引きこもっていく。
朱里と絃との距離は次第に離れ、再び元の日常に戻りつつあったが…
映画『ノルマル17歳。-わたしたちはADHD-』作品情報
出演:鈴木心緒、西川茉莉、眞鍋かをり、福澤 朗、村野武範 、小池首領、今西ひろこ、花岡昊芽 ほか
鈴木心緒(2004年3月19日生・神奈川県出身・フジテレビ『オールナイトフジコ』出演中)
西川茉莉(2005年6月7日生・愛媛県松山市出身・短編映画『父の声』(2022)主演)
眞鍋かをり
福澤 朗
村野武範
監督:北 宗羽介 脚本:神田 凜、北 宗羽介
音楽:西田衣見 撮影:ヤギシタヨシカツ(J.S.C.)
エグゼクティブ・プロデューサー:下原寛史(トラストクリエイティブプロモーション)
プロデューサー:北 宗羽介、近貞 博、斎藤直人
製作:八艶、トラストフィールディング 配給:アルケミーブラザース、八艶
後援:日本発達障害ネットワーク(JDDnet)、Earth Friendship Festival
文化庁「ARTS for the future!2」補助対象事業
©2023 八艶・トラストフィールディング /80分/カラー/5.1ch
公式サイト https://normal17.com
後援:日本発達障害ネットワーク(JDDnet)
本作品は、一般社団法人日本発達障害ネットワーク(JDDnet)様 に、後援をしていただいております。
JDDnetは、発達障害関係の、全国および地方の障害者団体や親の会、学会・研究会、職能団体などを含めた幅広いネットワークです。
自分を「理解」して自分を「表現」することの困難さと大切さが伝わる映画(理事長・市川宏伸)
出会いから気づくお互いの可能性(副理事長・三澤一登)
JDDnet Webサイト https://jddnet.jp/
東京上映館・アップリンク吉祥寺
東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目5−1 吉祥寺PARCO B2F
TEL 0422-66-5042
上映スケジュール、イベント情報およびチケット情報は、アップリンク吉祥寺Webサイトまたは映画『ノルマル17歳。― わたしたちはADHD ―』 公式サイトにてご確認ください。
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