プロダクト2019.06.03

400V直流給電 IECコネクタGP21/GS21を販売開始 [HVDCシステムに対応]

東京
グローバル電子株式会社

 

 

SCHURTER AG (シュルター:スイス ルツェルン SCHURTER Group CEO, Ralph Mueller │ http://www.schurter.com )は、この度、 「400V直流給電IECコネクタGP21 / GS21」 をリリースしました。SCHURTERの正規代理店であるグローバル電子株式会社(東京都新宿区 代表取締役会長 松田樹一│http://www.gec-tokyo.co.jp )は、同シリーズの国内販売を開始いたします。

GP21(プラグ) / GS21(アウトレット)で構成される IECコネクタは、最大定格電圧 400VDCに対応し、世界標準となりつつある給電システムHVDC (High Voltage Direct Current:高電圧直流給電)へのスムーズな移行を可能にします。

DC給電方式のメリット:電力変換ロスで省エネルギー化

昨今の電気機器はDC電源を用いることにより、小型化と多機能性を両立しつつ、コスト削減や信頼性の向上が加速しています。より高電圧が必要となる大規模通信システムや産業分野においても、DC電源を用いた技術的ソリューションへのニーズが高まっています。DC給電方式は、AC/DC、DC/ACの変換や変圧のステップを減らすことができるため、変換・変圧時の電力ロスを最小限にし、部品の大幅なコスト削減と故障の脆弱性等を回避することができます。また、高調波やハーモニックディストーション(高調波歪み)等の問題を解消し、電源から負荷までの全体の電力品質を改善します。位相補償や異なった電源ソース間の同期接続が必要なく、効率改善による運用信頼性の向上も見込まれます。

高い安全性:IEC TS 62735-1に準拠

DC給電における新しい規格IEC TS 62735-1(2.6kW)に準拠。感電保護設計で、通電中コネクタの挿抜ができるホットプラグ対応です。

 

仕様:幅広い適合性

GP21(プラグ)

・感電保護クラスⅠに適合

・対応ケーブル:断面積:0.75 mm²(18 AWG)~1.5 mm²(16 AWG) 外径:6.4mm~9.2mm

・許容動作温度範囲 -5 ℃ ~ + 105 ℃

GS21(アウトレット)

・感電保護クラスⅠに適合

・対応フロントパネル厚:1.5 mm、2.0 mm

・接続可能端子:6.3 x 0.8 mmのタブ端子(Quick Connect) or PCB端子

・許容動作温度範囲:-5 ℃ ~ + 105 ℃

今後の展開

操作安全性の向上のため、2.6kWのカプラーセットGP21 / GS21に、コード保持機構を追加実装する予定です。機器側のインレットやコードコネクタは現在開発段階にあり、2021年のIEC TS 63236の発行に合わせて、リリースする予定です。

グローバル電子は、これからもSCHURTERとの密接な協力体制のもと、新たなパワーソリューションをお客様にご提供してまいります。

■ 国内お問い合わせ先

【製品のお問い合わせ】

グローバル電子株式会社 機構事業部

TEL 03-3260-1417

お問い合わせフォーム https://www.gec-tokyo.co.jp/Z4X

【プレスリリースに関するお問い合わせ(報道機関)】

グローバル電子株式会社 経営企画室 Marcom部

担当者 マレ ホルヘ/野本 花枝

TEL 03-3260-1412

グローバル電子株式会社について

グローバル電子は、多岐に亘る最先端の電子部品を世界から調達し、かつ、自社工場での電子部品、機器を製造し、顧客企業様に高い付加価値でのソリューションを提案・提供できる電子機器総合企業です。特にアナログ技術においては他社の追随を許さないレベルを目指します。

設立 1978年7月 本社所在地 東京都新宿区 http://www.gec-tokyo.co.jp

SCHURTER (シュルター)について

SCHURTERは、電気機器、電子部品の国際的なリーディングカンパニーです。安全な電源と使いやすい機器に焦点を当てています。広範な製品は、回路保護、プラグ・コネクタ、EMV製品、スイッチ、や電源入力システムおよび電子製造サービスの分野での標準ソリューションで構成されています。 SCHURTERの主要なグローバルネットワークは、信頼の高いデリバリーと専門的な製品サポートやサービスをご提供いたします。

設立 1933年 本社所在地 スイス ルツェルン http:// www.schurter.com

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

本記事に関するお問い合わせ:グローバル電子株式会社

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