伝統と革新のクロスオーバー!歌舞伎×オペラ『浅草カルメン』、浅草から世界へ発信 吉原の艶とヨーロッパの情熱が出逢う——“和様式エンターテインメント”で新境地へ
2025年4月13日(日)より、私どもは浅草九劇にて、新作舞台『歌舞伎×オペラ〜浅草のカルメン』を上演いたします。本作は、日本の伝統芸能「歌舞伎」と世界的名作オペラ『カルメン』を融合し、訪日外国人観光客や若年層に向けて、五感で楽しむ“和様式エンターテインメント”を提供することを目的としています。
現在、日本の伝統文化は訪日外国人にとって敷居が高く、体験として十分に浸透していないという課題があります。観光庁の調査では、「伝統文化体験をしたい」と答えた訪日客のうち、実際に体験できたのはわずか12.3%という結果も出ています。さらに私たちは、「本物の舞台芸術に触れる機会の不足」も一因であると考えています。伝統芸能やクラシック芸術に初めて接した際、十分に磨かれた作品でなければ「わからない」「退屈」と感じてしまい、次の機会を失ってしまう――そんな残念な出会いが、文化への関心を遠ざけてしまうのです。
だからこそ私たちは、“本物”の舞台芸術を別の角度から噛み砕き、誰もが楽しめる形で再構築するという挑戦に取り組んでいます。伝統を尊重しつつ、柔軟な発想で融合し、初めての方にも「面白い」「また観たい」と思っていただける舞台を届けたい──その想いが、本作『浅草のカルメン』の原点です。
物語の舞台は、スペイン・セビリアから、NHK大河ドラマ『べらぼう』でも注目を集める江戸吉原へ。花魁となった“カルメン”と、浪人となった“ホセ”が織りなす、愛と運命の物語を描きます。演出では、花魁道中、和太鼓、邦楽器による音楽、立ち回りなどを盛り込み、視覚・聴覚・身体感覚から日本文化の魅力を体験できる構成としました。浅草九劇というコンパクトな劇場に“花道”や“遊郭”の世界を再現し、観客を物語の世界に深く引き込みます。また、多言語字幕を通じて、外国人観光客にもわかりやすい工夫を施しています。
◆ 出演・制作陣
監修:市川九團次(歌舞伎俳優)
総合プロデューサー:石井苗子(女優・参議院議員)
【主な出演者】
林 祐樹(第46回松尾芸能賞新人賞受賞)[カルメン役]
高世 真央(元OSK歌劇団男役トップスター)[ホセ役・ダブルキャスト]
星条 海斗(元宝塚歌劇団男役スター)[ホセ役・ダブルキャスト]ほか
◆ 特別ご招待キャンペーン
このたびの上演を記念して、【特別ご招待キャンペーン】を実施いたします。抽選で50名様を無料ご招待いたします。日本文化の粋と現代の表現が融合した幻想の舞台を、ぜひこの機会にご体験ください。
【応募フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdLvCcLMzKsPqA77oCDDXLB09XYjyQkkvvSKZ6SY1wGu_pjKw/viewform
【応募締切】
2025年4月20日(日)まで
◆公演概要
タイトル:『歌舞伎×オペラ〜浅草のカルメン』
日程 :2025年4月13日(日)〜5月25日(日)
会場 :浅草九劇(東京都台東区浅草2-16-2) 公式X⇒
主催 :歌舞伎オペラ実行委員会
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