赤い羽がシールに変わったよ!

関西
コピーライター・セミナー講師
くすぐる大人の好奇心❤
松井 貴代

こんにちは。秋がだんだんと深まってきましたね。

10月から「赤い羽根共同募金運動」が始まりました。

 

小学生の頃、赤い羽根を名札のところに付けていた経験はありませんか?

 

とても馴染みのあるあの赤い羽根が、今年からシールに変わりました。

(正式には、昨年から変わった地域が多いようです)

 

シールも可愛いのですが、なんとも言えない昭和感に溢れた赤い羽根が懐かしく感じます。

なぜ変わっちゃったのでしょう?

 

その理由は、ニワトリの育成不良による供給不足のため、全国的に確保が困難になっているのだそうです。

あれって、ニワトリの羽だったのですね!!

知りませんでした。

 

そこで、近年は、イラストが描かれたシールに移行しています。

イラストは、都道府県ごとに異なるようです。

 

なんで羽なのか…それは、羽が中世ヨーロッパで「勇気の象徴」「善行の印」とされたことに由来しています。

 

そもそも、「赤い羽根共同募金運動」とは、どんな運動なのでしょう。

 

1947年に第2次世界大戦後の復興を支えるため、「国民助け合い運動」の一環として生まれました。

共同募金運動を担うのは、47都道府県で、「第1回共同募金運動」が全国で展開されたのがきっかけということです。

約70年も歴史があるのですね! びっくり!

 

赤い羽根は、寄付した人や自治体に感謝の印として渡されていました。

 

これまで、地域の福祉活動や災害ボランティアの活動費などに充てられ、

「障害者スポーツ」や「高齢者の配食サービス」など、

様々な支援活動に役立てられてきました。

 

東日本大震災や熊本地震の被災地支援なども行っています。

 

今は、コロナ禍における子どもの貧困にサポートが必要なようです。

 

何気なく付けていた、赤い羽根が地域で困っている人たちの

お役に、少しでも立てたらうれしいですね。

 

新しくなったシールも可愛いので、玄関に貼りました。

 

教育や医療など支援が必要なところに届きますように。

 

 

 

プロフィール
コピーライター・セミナー講師
松井 貴代
京都精華大学大学院人文学研究科修士課程修了。雑誌広告、情報誌、カタログ、Webサィトなど多数の仕事に携わり、ファッション、美容を中心に、女性のライフスタイルや多様性を提案する広告制作を行っています。フリーランスのコピーライター、またコピーライティングをレクチャーするセミナー講師として活動中。

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