夜の美術館で繰り広げられる、新感覚のアート鑑賞会

広島
コピーライター、エディター
Kyoko Kittaka
橘髙京子

「没入型アート」。
近年、世界的にも注目されているエンターテインメント。

そんな、新感覚のアート鑑賞会を期間限定で広島でも体験できることを、皆さんはご存知だろうか?
その名も「ひろしまナイトミュージアム」。会場は、ひろしま美術館。周辺には広島城や平和記念公園などがあり、アクセスも抜群。
広島に来たら、ぜひ立ち寄っていただきたい名所のひとつだ。

 

ひろしま美術館といえば「印象派」。ゴッホやモネ、ルノワールなどのフランス近代絵画を中心としたコレクションが多数収蔵されていることで知られている。
「ひろしまナイトミュージアム」は、その印象派の画家たちが、観客と共に展示室を移動しながら、自身の作品や仲間の作品について紹介していくという演出となっている。
そんな、新感覚の「没入型アート」を、幸運なことに、私はひと足早く体験してきた。
それは「HITひろしま観光大使」だけに参加資格があるというモニターツアーに応募したことが、きっかけだ。しかも、応募者多数の場合は厳正な抽選が行われている。こうして、せっかく貴重な体験をさせていただいたので「大使として、コピーライターとして、このことを多くの人に伝えなければ!」と思い、今回の記事のネタとして取り上げることにしたのだ。

 

これまでに私が体験した「没入型アート」といえば、最先端のデジタル技術を駆使したVRやAR系のものが多かったが、このような「舞台」と「絵画」の融合を鑑賞するのは初めてだった。特に感動したのは、役者の演技の素晴らしさ。画家(役者)は、自身の作品が描かれた時代背景や作品にまつわるストーリーなども話してくれるのだが、かなりの長台詞である。
彼らは、まるで画家が乗り移ったかのように、自然体で演じている。改めて「これぞ、プロフェッショナル!」と感銘を受けたのだった。

 

「ひろしまナイトミュージアム」についての詳細は下記をチェック。広島を訪れる機会のある方は、ぜひお楽しみいただきたい。

https://www.hiroshima-kankou.com/nightmuseum/

 

◆「HITひろしま観光大使」とは?
「HIT」とはHiroshima Tourism Association(広島県観光連盟)の略称。その広島県観光連盟が広島県の魅力を発信してくださる仲間を募集中。年齢や性別、国籍などは問わず「広島県が大好き」という人なら、どなたでも応募ができる。興味のある方はぜひ!
詳細は公式サイトで。 https://www.hiroshima-kankou.com/hitkankoutaishi/

 

プロフィール
コピーライター、エディター
橘髙京子
大学卒業後、広告代理店のコピーライターや出版社の編集者・ライターとして勤務。現在は映像業界のプロデューサー、フリーライターとして活動中。

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