10文字ホラー

東京
ライター
来た、見た、行った!
かつらひさこ

 

じめじめと蒸し暑くなってきた今日この頃。

夏には少し早い季節に、「#10文字ホラー大賞」が話題になっている。

こちらは、「54字の物語」を企画・執筆した氏田雄介氏(@ujiqn)によるTwitterでの企画だ(10文字ホラー大賞を開催します)。

 

ルールは、10文字ホラージェネレーターというサイトで、文字数は10文字ぴったりに収めた作品を作り、#10文字ホラー #10文字ホラー大賞 のハッシュタグ(両方)をつけて作品をツイートするだけ。

 

面白そうだったので筆者もいくつか作ってみたのだが、10文字で怖さを感じさせるというのはなかなか難しく、ああでもないこうでもないと文字を削ったり付け足したりに夢中になり、途中からパズルをやっている感覚だった。

 

「キャッチコピーは、その世界感をぎゅっと凝縮すること」というのを聞いたことがあるが、今回のものは僅か10文字でどのような状況かを読み手に理解させ、さらにぞっとさせなければならないというテーマがついてくる。かなり、いやとても難しく楽しい作業だった。

 

Twitterに投稿された作品を見てみると、上手い!と唸らされる作品がいくつも出てきて、素晴らしい才能の方はたくさんいるのだなと感心してしまう。

 

こちらは6月23日から開催されているのだが、〆切は本日、2021年6月30日(水)の 23:59 まで。

賞品もあるので、ぜひ応募してみては。

 

 

プロフィール
ライター
かつらひさこ
1975年札幌市生まれ。自分が思い描いていた予定より随分早めの結婚、出産、育児を経て、7年前からライティングを中心とした仕事を始める。毒にも薬にもならない読みやすい文章を書くことがモットー。趣味はクイズと人間観察。

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