あたたか~い気持ちにさせてくれる、広島の冬の風物詩

広島県
コピーライター、エディター
Kyoko KIttaka
橘髙京子

朝晩が冷え込むようになり、すでにヒートテックインナーにお世話になっている寒がりの私。これから本格的な冬がやって来るというのに、朝、布団から出るのがツライ! そんな私だが、冬はとても好きな季節である。それは、あたたか~い料理が好きだから。ほかほかの料理を食べると、心までじんわりと温まり幸せな気分になる。そして、広島の冬といえば“牡蠣”。焼いたり、蒸したり、揚げたり、鍋に入れたり…「今年の冬も、いろいろな牡蠣料理を楽しむぞ!」と、旨い酒と肴に目がない私はウキウキだ。さらに、私をウキウキさせるモノが広島にはたくさんある。そのひとつが、イルミネーションだ。

広島県内にもイルミネーションの名所はいくつかあるが、広島市中心部で開催される「ひろしまドリミネーション」は、市内に住んでいることもあり、私にとって一番馴染み深い。毎年、広島平和大通りを中心に近隣の商店街や商業施設などで展開されているが、第一回目は1988年に「ひろしまライトアップ事業」としてスタートしたそうで(2002年に現在の名称にリニューアル)、30年以上も市民に愛され続けている。

「ひろしまドリミネーション」のテーマは「おとぎの国」。街が約140万球の光で彩られている光景は「ドリミネーション」のネーミングのとおり、夢(ドリーム)の電飾(イルミネーション)。ペガサスやフェニックス、魔女や天使などをモチーフにしたイルミネーションもあり、ファンタジーな世界が繰り広げられている。観覧者の多くは幼いお子さんを連れた家族。そして、仲睦まじいカップル。幸せそうな光景もさんざん見せつけられるが(笑)、色とりどりの光に囲まれていると、自然と優しい気持ちになる。

イルミネーションの光は、なぜ、こんなにも人々の心を惹き付けるのだろうか。いろいろと調べてみると、赤は「集中力・積極性」、青は「癒やし・安らぎ」、黄は「元気・希望」、オレンジは「明るさ・喜び」といった心理効果があるらしい。なるほど。イルミネーションを見るとホッとしたり、気分が高揚したりするのは、そういうことなのか!?

2021年が始まってから、悲しいこと、悔しいこと、腹の立つこと…本当にたくさんあったが、今からの一か月は最高に楽しい毎日にしてやるぞ! イルミネーションにパワーをもらって、明日からまた、出動だ!

■ひろしまドリミネーション2021
開催期間:2021年11月17日(水)~2022年1月3日(月)

詳細は公式HPで!

https://www.dreamination.com/

プロフィール
コピーライター、エディター
橘髙京子
大学卒業後、広告代理店のコピーライターや出版社の編集者・ライターとして勤務。現在は映像業界のプロデューサー、フリーライターとして活動中。

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