「締切守」で神頼みすれば締切は守れるようになるのか?

東京
フリーランス記者・作家
スーパーいわちゃんねる!クリ目版
岩崎

クリエイターを悩ませる「締切」。以前紹介した「〆切本」にもある通り、古今東西ありとあらゆるクリエイターがその存在に阿鼻叫喚してきたはず。

かくいう自分も、締切ギリギリ常習犯。クリステ編集部の皆さまにもいつもお待たせして大変申し訳ない……という気持ちはあるものの、なかなかスマートに入稿できない。

原因はわかっている。「あ、締切までまだ1週間あるな。先に別のことやってから手をつけよ〜」という思考回路が致命的なのだが、プラスして大人になるとビジネス・プライベート共に不測の事態が多くなり、そちらの対応に追われているうちに気が付いたら「あ、締切明日じゃん!?」となることが多い。

本人の問題は本人で何とかしてもらうとして、いざやろうとした時にWi-Fiが調子悪かったりキーボードが反応しなかったり、カメラ落としてボディが割れたりソフトがクラッシュしてデータ消えちゃったり……などの突発的なトラブル、即ち「運」が関わってくる要素はどうにもできないよね……と思っていたら!!

埼玉県所沢市東所沢のところざわさくらタウン内、角川武蔵野ミュージアム隣にある「武蔵野坐令和神社(むさしのれいわじんじゃ、むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ)」に、「締切守(しめきりまもり)」なるものがあるとのこと。クリエイターが定められた締切を守り、良い仕事ができるようお守りいただけるご利益があるそうで、早速いただきに行かなければ!!

神社めっちゃオシャレやん……。

武蔵野坐令和神社は2020年創建の新しい神社で、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚命(すさのおのみこと)が祀られており、二柱を合わせて「言霊大神(ことだまのおおかみ)」と申されるんだそうです。

文芸・芸術・芸能のご神徳を授かれるそうで、令和に活躍するクリエイターのために誕生した非常にありがたーい神社です。クリエイティブは日々進化してるので、神様もアップデートなされたってことかな? 知らんけど。

社務所にごさいます締切守はこちら。初穂料600円。

「〆」が全面にあしらわれたデザインに、神様からの神聖なるパワー……ではなく、「締切落とすんじゃねぇぞ!!!」と言わんばかりの謎の圧力を感じます。デザイナーさん、いい仕事してますね〜。

カラーバリエーションが3種類あったので、締切に対する個人的イメージから赤を選びました。

ちなみに普通のお守り(右3種)と、芸の道を助く「芸道上達守」(左端のイエローのもの)というものもありました。

さらに御朱印もいただけますので、集めてる方はぜひ。時期によってアニメ作品にまつわる限定デザインの御朱印があるそうです。諸々お求めの際は現金の準備をお忘れなく。

 

で、あれから1ヶ月。私の締切事情はどうなったかと言いますと……

 

締切日の前日に脱稿できるようになりました!!

 

「いや、もう少し余裕持って入れろよ!!」とツッコんだそこのアナタ、その感覚はクリエイターに必要なので大切にしてくださいね(なぜ偉そうなんだ?)。

以前を知る人から見たら、これは大きな進歩です。個人差はあると思いますが、私にはお守りの効果抜群でした。安心して年を越せそうです。

来年もたくさん活躍できますように……年末のご挨拶や初詣などに、行ってみてはいかがでしょうか?

プロフィール
フリーランス記者・作家
岩崎
メディア関係の仕事を経て、書いて撮って編集・デザインして発信できる「平面系マルチクリエイター」を目指す平成元年生まれ。巳年・蠍座の女。本家ブログ&連絡先は「スーパーいわちゃんねる!」で検索。仙台市出身、練馬区在住。来年こそは全人類を岩崎さんにするため、貼ったものが強制的に岩崎になる「岩崎さんステッカー」を作ろうかと画策中。皆さま良いお年を。

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