数年ぶりの短髪になって気分もリフレッシュ!

広島
コピーライター、エディター
Kyoko Kittaka
橘髙京子

先日、腰まであったロングヘアをバッサリとカットした。今までの人生で、ここまで長く伸ばしたのは初めてだ。学生時代からショートやセミロングが多かったので、長~いサラサラの髪の毛には憧れていたのだ。さらに、愛する人が「ロングヘアの女性が好み」と言っていたので、頑張っていたのもある(単純か!!)…しかし、お手入れが大変だった。特に乾かすのに時間がかかる。ズボラな私は生乾きで寝てしまうこともあった…そんな、苦労(?)を共にしてきた髪の毛と、ついにサヨナラすることにした。しかも、単なるサヨナラではない。人生初の、髪の毛の寄付「ヘアドネーション」を体験したのだ。

ヘアドネーションのことを知ったのは、3~4年前。ウィッグにも人毛のものがあるので、長く伸ばしている自分の髪の毛も何か役に立つかもしれないと思い、ネットでいろいろと調べていたなかで「ヘアドネーション」という言葉に出会った。広島市内にもヘアドネーションの施術に対応しているサロンがいくつかあり、今回は、何度かお世話になったことがあるお店でお願いすることにした。ちなみに、ドネーション用にカットした毛髪の郵送は各自で行うことになっている。毛髪転売などのトラブル防止のため、サロン経由のヘアドネーションは停止になっているそうだ。

小児用のフルウィッグを作るのには、31cm以上の長さが必要だそう。私は余裕で40cmくらいあった。髪の毛を小分けにしてカットしていくのだが、スタイリストさんがザクザクとカットしていく様子を見ながら、なんとも複雑な気持ちになった。数年間も大切にしてきたものが、一瞬にして離れていく。悲しいような、寂しいような…涙が出そうになった。でも、最終的にキレイにスタイリングしてもらい、なんだか吹っ切れたというか、清々しい気持ちになった。何よりも、誰かの役に立つことができるというのが、とても嬉しかった!

 

 

長年付き合ってきた長い髪の毛とサヨナラしたのは少し悲しかったけど、どうせ髪の毛は伸びるし! これから伸ばす楽しみも増えるし! それに、お手入れが超絶ラクなのが良い! 暫くは短髪生活を楽しもうと思う。

プロフィール
コピーライター、エディター
橘髙京子
大学卒業後、広告代理店のコピーライターや出版社の編集者・ライターとして勤務。現在は映像業界のプロデューサー、フリーライターとして活動中。

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