冬が来る前に春が来た!? 2022年10月

広島
コピーライター、エディター
Kyoko Kittaka
橘髙京子

10月の下旬に入り、朝晩が冷え込むようになった。

本格的な秋の到来か…と思いきや、日中の夏日のような暖かさに戸惑う今日この頃。
先週は「夏物の出番は、さすがにもう無いだろう」と衣替えをしたのだが、ニットなどのモフモフ系を着て出勤すると「今日のコーディネートは失敗か!?」と思うほど暑さを感じることが…毎年のことだが、一年のうちで一番着るものに悩む時期である。

10月の初めの頃だったと思うが、広島市の街中でヒマワリとアサガオが咲いているのを見かけたことがある。暦の上では秋ではあるが、人間と同様に植物たちも暑さを体感しているのだろうか? なんと、かわいらしいこと! 木々や花々と話ができたら、ぜひ、彼らの想いを聞き出したいものだ。

先日、ネットニュースで「上野公園で季節外れの桜が咲いた」という記事を目にした。しかも、春の代名詞でもあるソメイヨシノという品種。激しい寒暖差のせいで、桜の蕾が春と勘違いしたのでは…と樹木の専門家の方が説明されていた。
このニュースがきっかけで、秋に咲く桜もあるのか調べてみると、日本にある数百種類の桜のうち、秋から冬にかけて咲く桜も数品種あるのだそう。これまでの人生で、秋冬に咲く桜を鑑賞したことがないので、機会があれば、ぜひ、名所を訪れてみたい。

写真は、お昼に散歩をしていたら見つけたタンポポ。しかも、綿毛になっていた! この子が咲いていた場所はクローバーも群生しており、シロツメクサもチラホラ咲いていたので、まさに春! という光景が広がっていた。
対して、周辺のイチョウ並木は、ほんのり色づいていて秋の光景。この、とんでもない(?)ギャップに驚きながらも、自然の神秘的な美しさに感動したのだった。

プロフィール
コピーライター、エディター
橘髙京子
大学卒業後、広告代理店のコピーライターや出版社の編集者・ライターとして勤務。現在は映像業界のプロデューサー、フリーライターとして活動中。

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