11月生まれ、カレンダーのイメージが安定してない問題に不満を抱く

東京
フリーランス記者・ライター
スーパーいわちゃんねる!クリ目版
岩崎

11月になりました。

今月でまたひとつ歳を取りました。お祝い、お待ちしております。

さて、11月に生まれて30年ちょっと経ちますが、未だ納得いっていないものがあります。

それはカレンダーのイメージ。毎年思うのですが、11月だけイメージが安定していないと感じております。

1月:お正月

2月:バレンタイン、大雪

3月:ひな祭り、卒業式、桜

4月:入学式、桜

5月:こどもの日(こいのぼり)、新緑

6月:梅雨、ジューンブライド

7月:夏①(七夕)

8月:夏②(海やプール、花火)

9月:秋の始まり、敬老の日

10月:運動会、ハロウィン

11月:???

12月:クリスマス

といった感じです。

カレンダーのイメージって、その月にあるイベントや祝日に関連するものか、その時期の四季をアピールするじゃないですか。11月ってなんかフワッと、ボヤッとしてるんですよね。

祝日は「文化の日(3日)」と「勤労感謝の日(23日)」。「文化」も「感謝」も抽象的なもので、いざ表現しようとしても人によって抱いている印象が違うから共通認識がなく、これ!と言ったシンボルやサインがない。

逆に共通のイメージがないからこそ、各カレンダー製作会社が11月をどのように処理しているのか比較検討する面白さもありますが、これといって「おっ!」と思えるものがない。

よく見かけるのは、文化の日=芸術の秋ということでベレー帽を被った誰かが絵を描いているシーンですが……ちょっと待って。グラフィック系だけが芸術じゃないでしょう? 音楽や映像、執筆活動、というかクリエイティブな活動って芸術でしょう? と、クリエイターの端くれとして思うわけです。

11月生まれとして、他の月が羨ましくなる時があります。他の月、華やかでいいなぁ……。3・4月は必ず花が入るし、夏は陽気で開放的な感じ。12・1・2月の人のぬくもりを感じるテイストもいい。

同じ秋の括りに入れられる9・10月、君たちはオイシイところをかっさらっていってるね。11月は紅葉終わるし、かといって雪が降るイメージもない。焼き芋や芋煮をするにはちょっと寒い。秋のイベントを楽しむには遅いし、年末年始に向けての準備を始めるには早すぎる……なんか中途半端なシーズンにも見えてきた。えっ? 11月って実はそういうポジションだった?

誰が見ても納得できる、11月の象徴。何かないかなぁ……と思いながら、残り少なくなったカレンダーを毎年眺めています。

プロフィール
フリーランス記者・ライター
岩崎
メディア関係の仕事を経て、書いて撮って編集・デザインして発信できる「平面系マルチクリエイター」を目指す平成元年生まれ。巳年・蠍座の女。本家ブログ&連絡先は「スーパーいわちゃんねる!」で検索。宮城県出身、東京都在住。年齢は推しの現役時代の背番号と同じになりました。

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