2022年11月22日（火）、新宿ピカデリー にて映画「ファミリア」の完成披露上映会が開催され、主演の役所広司さんをはじめ、息子役の吉沢亮さん、物語の要となる外国人キャストの方々、そして成島出監督が登壇した。
本作品は、弊社株式会社フェローズが出資、フェローズの子会社である株式会社ディグ＆フェローズが制作プロダクションを務める。

国籍や言語の違いを超えた心の交流を描く、感動の意欲作

ファミリアは、山里で暮らす陶器職人、神谷誠治（役所）が、アルジェリアに単身赴任していた息子・学（吉沢）が婚約者のナディア（アリまらい果）を連れて一時帰国したことから始まり、隣町の在日ブラジル人たち等、国籍や言語の人々と心を通わせていく物語。

殺伐としがちなこの時世に、温かさや希望、そして明日への生きる力を与えてくれる感動作だ。

“演技”を超えた本物の輝き

主演の役所広司さんをはじめ、吉沢亮さん、佐藤浩市さん、MIYAVIさん、松重豊さん、中原丈雄さん、室井滋さんら日本映画界を代表する豪華キャストに加え、注目すべきは、オーディションで選ばれた実際に日本で暮らすブラジル人の若者たち。
そしてその演技を超えたリアリティー、本物の瑞々しさを引き出し、ベテラン俳優陣との絶妙なアンサンブルの指揮を執るのは名匠・成島出監督だ。

左から、サガエルカスさん・役所広司さん・吉沢亮さん

本作で、初共演を果たした役所広司さんと吉沢亮さんは
（役所）「現場に自然とそこにいる感じ。大河ドラマで忙しかったはずなのに陶芸も上手くて（笑）。立派な息子です。」
（吉沢）「たくさん学ばせていただいた。本当にそこにいる、という説得力が凄かった。」
と互いを賞賛。

左から、スミダグスタボさん・ワケドファジレさん

マルコス役のサガエルカスさんをはじめとする、本作で映画デビューを飾る外国人キャストは、
「緊張したが楽しかった。役者になるのがずっと夢だった。」
「役所さんと吉沢さんが色々と話をしてくれ、緊張を和らげてくれた。」
「バーベキューのシーンが楽しかった。料理が本当に美味しくてw」
「凄い作品に出させていただいた。ぜひ楽しんで欲しい。」
など、撮影時を振り返り、それぞれの想いを語った。

アリまらい果さん

シマダアランさん

成島出監督もキャスト陣を温かい目で見守りながら、「コロナで延期になったりと、色々あったがやっと公開できる。皆全力で走って演じてくれた。多くの人に楽しんで頂きたい。」と述べた。

成島出監督

映画「ファミリア」は、2023年1月6日(金)全国公開（配給 キノフィルムズ ）です。

©︎2022「ファミリア」製作委員会

成島出監督のインタビュー記事（Viva映画！）はこちら