東京住むなら練馬にしませんか!?後編
前回の投稿で、上京予定の皆さんに練馬区に対する誤解を解けたと思います。
ネットでさまざまな情報が散乱する昨今、われわれ地方出身者は都民さまの仰ることを丸ごと鵜呑みにしてはいけないということがご理解いただけたかと思います。
練馬は他の区と比べると田舎、だからいいんです。
さて、今回は上京4年目の私が感じた、練馬区に住むメリットをご紹介します。
野菜が安い
練馬区にはJA(農業協同組合)があります。
もう一度言います。
練馬区にはJA(農業協同組合)があります。
「えー!?東京23区なのに!?」と思った方も多いと思います。
そうです。地方に行ったら見かけないことはないJAが、練馬区にはあるんです。
なんかこれだけで急に練馬区に親しみと安心感が生まれませんか?(笑)
実は他の東京23区や多摩地域(23区外、東京の西側)にもそれぞれあり、練馬区は「JA東京あおば」が管轄しています。(詳細はhttps://org.ja-group.jp/find/detail?state=tokyo)
区が都市農業をアピールしていることも相まって、野菜直売所やイベントの出展等で練馬区産のおいしい野菜が安く手に入りやすいです。
そのせいか、競合するであろうスーパーの野菜もそれに合わせて価格を設定しているようです。個人の体感レベルですが、他のエリアより大体10〜30円くらい安いです。
一人暮らしを機に自炊を頑張ろう! と意気込む人に、練馬区はとっても優しいです。
治安がいい
練馬区は23区イチ子育てがしやすい街と言われています。
結婚や出産を機に練馬区に引っ越す! という人が結構いるそうで、私が練馬区に住む理由の一つとなった「たまたま区内に住んでる親戚」もそのタイプだったりします。
子育てがしやすい理由は、区が用意する支援制度が充実しているだけではありません。東京都が発表した令和4年度の統計(https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/gakkou/2022/gk22qg10000.htm)によると、幼稚園の数・学級数が23区中3位と、少子化の中でかなり高い水準を有しています。
「学校の近くは治安がいい」というのが定説ですが、実際に練馬区の犯罪発生率の少なさが23区3位(警視庁資料より、人口比に対する犯罪発生件数を計算)。
もし、上京を決めたものの治安面への不安から家族に心配されている人がいらっしゃいましたら、この数字を教えてあげてください(練馬区移住を前提に話を進めているけど気にしない)。
自然が多い
東京のイメージといえばコンクリートジャングル。無機質な建造物に囲まれて体調を崩す地方出身者が後を絶たない……。
ということは、練馬区ではあまり考えられません(=高い建物がない、とか言わないで)。
石神井川の美しい桜
練馬区には大小合わせて690カ所の公園があります(https://www.city.nerima.tokyo.jp/kankomoyoshi/annai/fukei/nerima_park/index.html)。
東京における緑=公園、と基本的に考えてください。
ちょっと足を伸ばせば、多種多様な動植物が息づくる石神井公園や、ゆったり過ごせる光が丘公園、他にも大小さまざまな緑地があなたを待っています。
秋の光ヶ丘・夏の雲公園(紛らわしい)
加えて、前述の都市農業の話に関連して、区内に農家さんの畑や市民農園がたくさんあります。
東京なのにほどよい田舎感……こんなに"オイシイ"ポジションを確立しているのは練馬区だけ。
結論:練馬区は地方出身者の楽園
地方出身の皆さん!!
いきなり都心に住んで大都会デビュー→イタい目に遭うより、都心からちょっと離れて、地方民のこれまでの住環境に近い雰囲気の練馬で、まずは東京という街に慣れることをオススメします。
いや、テレビとか映画とかでよく映る「東京」に憧れるのはわかる。気持ちはすごーくわかる。
しかし、せっかく住むのだから無理せず楽しく、健やかに過ごしたいと思いませんか?
個人的に、練馬区ならそれが叶うと思っています。
はじめての東京に、練馬区をぜひ検討してみてください。
あわよくば、私のように永住宣言してしまっても……(ニヤリ)