乗り継ぎを重ねて、久能山東照宮へ。 石段が悩ましい旅

Nagoya
ライター
chocotabi vol.2
加藤 デコ

久能山東照宮に行ってきました。

鉄道、バス、ロープウェイを乗り継ぎます。

これがなかなか時間かかる。

・名古屋-豊橋=名鉄で約50分

・豊橋-浜松-静岡=JRで約2時間

(↑浜松-静岡は各停しかないない!快速がない!リニアより、快速プリーズ…)

・静岡駅前-ロープウェイ駅=バス、約50分

・日本平駅-久能山駅=ロープウェイ、約5分

4時間近くかけて、ようやく到着です。

おまけ:静岡駅近くで見つけた量水器。

    富士山と登呂遺跡のデザインでカワイイです!

 

久能山下からのアクセスは、

①ロープウェイに乗る

②石段をのぼる

のいずれか。

ロープウェイの影。高いところを走ってます

ロープウェイの開通は1957年。

それまでは山の下から石段をのぼるしかありませんでした。

神職の方や巫女さんは、現在でも毎日石段で出勤しているとのこと!

頭が下がります。

 

山の下から本殿まで石段は1159段。

昔から「いちいちご苦労さん!」と言われてきました。

いちいちごくろう さん

1  1 5 9

 

ロープウェイを降りると、眼前には海が広がっています。

 

海面がキラキラ。

海岸沿いにずらっと並ぶビニルハウスは

イチゴの栽培をしているとのこと。

 

楼門。

屋根を支える垂木には葵の御紋が一つずつついています。

 

難題はコレです!石段!

1段が高い!!

高さは30cm前後あります。

1段ずつ「よっこらしょ」とのぼる感じ。

おかげさまで、数日、左ひざの具合悪かった…泣

やっとつきました!

左が拝殿、右が本殿です。(東の側面から撮影)

いずれも国宝に指定されています。

ぐっとせり出す屋根。

空の青に映えて迫力あります。

石垣に触ってみます。

江戸時代に触れているようで感動!

石の切り口も美しく、当時の石工さんの技術にホレボレします。

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さて、静岡駅まで戻ると、

もう一つの目的、「静岡おでん」を目指しました。

当然ですよねー(笑)

16時でも、お店は一部、しっかり開店。

コロナ禍で店主が変わったお店もありますが、

おでん横丁は健在です。

カウンターのみ、7、8人分しか椅子のない、

ちっちゃなお店にもぐりこみます。

信田巻、大根、牛すじ(上)。黒はんぺん、厚揚げ(下)。

 

焼いたホッキ貝。写真を撮る前に食べちゃった。

地元のお客さまと観光客、見知らぬ者同士、

テレビの大相撲を見ながら、おしゃべりがはずみました。

「●●は、強いねえ」「昨日も勝ったっけ?」

「▲▲はもう少し頑張れると思ったんだけどなあ」「顔はいいけどね」…

「どこから来たの?」

「名古屋です」

「僕は東京ですが生まれは北海道なんですよ」

「自分は諏訪で、居酒屋やってます」…

「能登半島、気の毒にねえ」

「寒いよね、あれ、」

「静岡もそのうちくるよ」…

静岡の方は東京に近い言葉なんでしょうか。

歯切れのよい語り口で、

ほどよい距離感のある会話が小気味よいのです。

タバコの煙とホッキ貝を焼いた煙で店内はモヤモヤ。

私以外はみんなおじさんです。

みんながリラックスしている、よい風景でした。

静岡名物B級グルメのお店は、

地元のみなさんの憩いの場なんでしょうね。

 

お店を出たのは17時ごろ。

そこからまた、朝と同じルートで帰ります。

やっぱり快速が欲しいぞ…。

 

名古屋に着いたのは20時半ごろでした。

半日の静岡ツアー、おしまいでーす。

プロフィール
ライター
加藤 デコ
目指せ、ソロワーク、ソロ旅、ソロ温泉。 そのために、フリーライターとしてがんばって働きます。

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