時間を溶かさないために!?ポモドーロ・テクニック

東京
ライター
来た、見た、行った!
かつらひさこ

最近よく耳にする言葉で「溶かす」という表現がある。

例えば、「ただスマホをだらだらと見ていたら、あっという間に時間が過ぎてしまった」など、お金や時間を「何も考えずに費やしてみたものの何も後に残らない」などの意味で使われていると思われる。

 

私の生活は、仕事、家事、睡眠が日々の大部分を占めており、それらを除いた時間でいろいろやりたいことがあれど、取り掛かる前の「ちょっとエネルギーを蓄えてから」が長すぎるし多すぎる。

ちょっと○○、が私の場合はサブスクの映画作品だったりYouTubeの動画であったり漫画であったり、いろいろだ。

 

これじゃダメだと何度目かの決意をして、最近スマホに「勉強タイマー」なるアプリを入れてみた。

「25分集中して仕事(や勉強)を行い、5分休憩する」、いわゆる「ポモドーロ・テクニック」に基づいて設計されたアプリだ。

「ポモドーロ・テクニック」とは、勉強や作業タスクの効率化の面においてのメリットが注目されている方法なのだが、やる気が出ない時などはとにかくこのアプリを設定してタイマーを動かしてしまうことにしている。

 

ちなみにこのコラムもアプリを動かしながら執筆している。

タイマーが動いていると、余計なことを考えないというか考えている暇がなく、目の前にある「やらねばならないこと」をただひたすらこなしていく。

カウントが静かに進んでいくので、とっとと指を動かさねばというスイッチを入れてくれるのが有難い。

ふと、現代人は気になるもの気が散るものがあちこちにあり、なかなか情報過多な世界で生きているなと思った。

 

ところで、「時間を溶かさない」という弱々しい決意をしてから、どうにか1週間経った。

できれば今年いっぱいは続けようと思う。

プロフィール
ライター
かつらひさこ
1975年札幌市生まれ。自分が思い描いていた予定より随分早めの結婚、出産、育児を経て、ライティングを中心とした仕事を始める。毒にも薬にもならない読みやすい文章を書くことがモットー。趣味はクイズ、お茶を飲みながらぼんやりすること。

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