入って良かったのは「○○が○○な会社」

東京
コピーライター
TOKYOそういえば日記 64
コジマカツヒコ

個人でシゴトをするようになって12年になります。

フリーになるまでまぁまぁの数の会社を渡ってきました。

 

あ!  先にコレを書いておかないと。

 

「あくまで個人の感想です」から。

 

話を戻すと、入って良かった会社、うまく馴染めなかった会社、割合は

半々くらいだったでしょうか。

 

小さな制作事務所、大所帯の制作会社、ハウスエージェンシー、広告代理店などなど。

 

後になって思い返してみると「入って良かった会社」には幾つかの特徴がありました。

入って良かった会社とは、私の場合「長続きしそう」と感じた会社です。

 

特徴を書き出してみたいと思います。参考になるといいけど。

 

 

1. 入って良かった会社は「土足だった」

 

靴履いて仕事するのが当たり前と思うでしょ。 ときどきありますよ、都心の広いマンションをリノベーションしておしゃれなカーペットを敷いてとか。

 

靴を履いて仕事する会社のほうが私には良かった。理由はなんでしょうね、、、

説明しづらいのですが靴で仕事する=家庭的な雰囲気でまったりしづらいというか

就業中らしい心地よい緊張感が続く。そういう意味です。

適度にピシッとしていられるほうが業務がクールにスムーズに進んだ記憶があります。

 

 

2. 入って良かった会社は「無料の自販機や食べ物」がなかった

 

これは意見が分かれそう。。注釈として「それなりの規模の会社や親会社が裕福な場合は該当せず」とさせていただきましょう。

 

あるいは言い直します。規模に見合わない無料の自販機や食べ物(カップ麺とか)がない

会社のほうが私にとっては入って良かった会社でした。

 

それらが「ある」ところはつまり長時間の勤務を前提としている会社が多かったです。

残業や泊まりがよくあるから、せめて飲み物や軽食のサービスくらい、、というのが理由だったりします。

夜9時を過ぎたら夜食代を1,000円まで支給してくれる会社もあったなぁ。

 

誤解のないように書くと、会社に泊まらせようという意図ではなくて思いやりなんです。

制作の現場って残業が付きもの。特に仕事を覚えるまでの5年10年はある程度やむなしではありますけどね。

 

 

3. 入って良かった会社は「机とイスがかっこよくない」

 

話は逸れますが日清製粉という会社、みなさんご存じだと思います。

ザ・小麦粉カンパニーですね。ちなみにカップヌードルの日清とは無関係です。

 

皇居に近い神田橋の本社ビルにお邪魔していた時期がありました。中へ入ると

机もイスも古い市役所みたいに地味(日清製粉のみなさま失礼ですみません)。

本当にシンプルで質実剛健なスチールの机と、実用性オンリーのイス。

 

日清製粉って、調べるとすぐわかりますが財務業況がおそろしく優秀で安定しているのです。

 

きっと経費の使い方がすごくシッカリしている。だからと言ってケチなわけではなくて

しっかりと(たぶん)給与のほうに反映してあげる。そういう会社さんです。

そのせいでしょうか、働いている方々の表情が明るく穏やかだったのを覚えています。

 

で、私が入って良かった会社のひとつが、やはり机とイスが地味だった。

やっぱりスチールの机と小さなイス。デスクトップのパソコンを置くともう机がいっぱい。

でもこんな業界なのに深夜残業は1回も無かったし、お給料もまずまずの額をいただきました。

 

 

以上、あくまで個人の感想による、入って良かった会社の特徴3選。

これから面接に行かれる方、もし余裕があったらチラッと思い出してくださいね。

プロフィール
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コジマカツヒコ
「フランス人は絶対に謝らない」ってよく言われますけど、 パリ五輪の開会式を見てこりゃ本当なんだろうと思いました。 いや、いい意味で。あれくらい忖度ナシで貫き通す度胸が私も欲しいです。

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