ちょっとマニアックな博物館めぐり⑧東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム

東京
フリーランス記者・作家
スーパーいわちゃんねる!クリ目版
岩崎

2024年のスーパーいわちゃんねる!クリ目版(要するに岩崎担当のクリエイターズステーション投稿)は、「ちょっとマニアックな博物館めぐり」をテーマにお届けします。

8月は「東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム」です。

写真提供:杉並区産業振興センター観光係

実はこちらの施設にお邪魔するのは2回目。

以前、私個人が好きなアニメの企画展があったのですが、エレベーターを3階で降りて左手にある階段から見上げると既にその作品の世界! 原画やキャラクターの等身大パネルなどがところ狭しと展示されていて大興奮したのを覚えています。

なので今回はよりじっくりアニメ制作の世界に浸るべく、アニメについて学べる常設展示からしっかり拝見してきました!

写真提供:東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム

入館して最初に目に飛び込んできたのは、壁一面を埋め尽くす日本のアニメの歴史に関する年表。

写真提供:東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム

細かい字で近寄って見ないと読めないくらい、これまでに発表されてきたアニメがたくさんあることがわかります。

その隣にある「アニメができるまで」のコーナーでは、あの有名アニメ監督のデスクを再現したコーナーがあります。

写真提供:東京工芸大学 杉並アニメーションミュージアム

しかも「なぜこの人の机はこうなっているのか? 実はこの職業にはこういう作業があって、このようにしておくと作業がやりやすいんです」といった感じの解説付き。

クリステ読者の皆さま、ご自身の作業スペースの卓上がなぜそうなっているか説明できますか? 私はできません……(泣)

クリエイターの皆さんにぜひ立ち寄っていただきたいのが、中3階にあるアニメライブラリー。

こちらではアニメに関する映像や書籍だけではなく、アニメの製作現場に携わる人々たちのインタビュー映像が閲覧できます。

このインタビュー映像は杉並アニメーションミュージアムが独自に取材したもので、中には既に故人となられている方のものもあります。

ここでしか見られない貴重な資料ですので必見ですよ!

他にもアニメの学校や映画祭等の作品集、名作アニメのDVDなどもあります。全部見るのに何日かかるかな〜?

何回行っても楽しめる施設ですので、ぜひ行ってみてください!

●開館時間
10:00~18:00 (入館は17:30まで)

●休館日

毎週月曜、年末年始(12/28~1/4)
月曜祝日は開館し、翌平日が休館

●所在地

〒167-0043 東京都杉並区上荻3丁目29−5 杉並会館3階

● アクセス

JR中央線 ・東京メトロ丸ノ内線荻窪駅から:「荻窪駅北口」より関東バス(0・1番)に乗車し、「荻窪警察署前」下車、徒歩2分

JR中央線西荻窪駅から:「西荻窪駅北口」より関東バス(3番)に乗車し「荻窪警察署前」下車、徒歩2分

西武新宿線上井草駅から:「上井草駅」より西武バス(荻窪駅行き)に乗車し「荻窪警察前」下車、 徒歩5分

西武池袋線石神井公園駅から:「石神井公園駅南口」より西武バス(上井草駅経由荻窪駅行き)に乗車し「荻窪警察前」下車、 徒歩5分

●入館料

無料

(2024年8月19日時点、最新情報はホームページhttps://sam.or.jpから)

※掲載の団体名、店名ほか各種名称は、各社の商標または登録商標です。

※アニメーションミュージアムは杉並区の施設です。東京工芸大学とネーミングライツ協定を締結しています。

プロフィール
フリーランス記者・作家
岩崎
メディア関係の仕事を経て、書いて撮って編集・デザインして発信できる「平面系マルチクリエイター」を目指す平成元年生まれ。巳年・蠍座の女。本家ブログ&連絡先は「スーパーいわちゃんねる!」で検索。宮城県出身、東京都在住。今回の訪問後、机を片付けたら無くしたと思っていたSDカードリーダーが出てきた。

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