地球に生まれて良かった!誰もがそう思える世の中にするには…

広島
コピーライター、エディター
Kyoko Kittaka
橘髙京子

目の前に田んぼや畑が広がる、のどかな田舎町に生まれ育ったせいなのだろうか。自然や生物が大好きで、人間よりも植物や虫、動物と遊ぶほうが楽しかった幼少期。大人になった今も、それは変わらない。仕事・恋愛・友人…半世紀生きていると、必死に努力したことが報われなかったり、誠意を持って思いを伝えても無視されたり…いろいろな人間関係で絶望したことは数知れず。そんな時にわたしを癒やしてくれるのは、自然だ。

昼は晴れ渡った空に浮かぶ雲の形、夜は輝く月と星を愛でる。毎日表情を変える空を見ていると、この宇宙・地球にも意思があるのではないか…⁉などと考えてしまうことがある。念のために言っておくが、わたしは怪しい宗教などに傾倒しているわけでなはい。

3年ほど前に投稿した記事(https://www.creators-station.jp/report/140128)でも触れているが、この世が存在していることは本当に不思議で、月・太陽・空気・水など、わたしたち生物が生きていくのに必要なものが揃っているのが、本当に奇跡だと思う。しかし、悲しいことに、それを「当たり前」「全く不思議ではない」という人も存在する。自分が生きていることも「当たり前」って思える人が、正直うらやましい。スピリチュアルなことや、宇宙の話が苦手な人は一定数いるので、この記事を書くのを少し躊躇ったが、ただ単純に「自然界って、本当に良くできているなぁ」と感心してしまうのだ。

こんなにも空は美しいのに、戦争をしている国、飢餓に苦しんでいる国もある。そして、豊かな国と言われている国でも貧富の差が激しかったり…この地球上では理不尽なことも、現実としてある。また、親から虐待されたり、学校でいじめに遭ったり…そういう子どもたちには何の罪もない。スピリチュアル界隈では「子どもは親を選んで生まれて来る」とか「潜在意識が現実を作り出している」とか、良く見かけるが…それだけは、絶対に違う‼と声を大にして言いたい。誰も好き好んで、つらい環境に身を置きたいとは思わない。生まれてきた人たちには「生まれてきてよかった」と心から思える世の中であってほしい。

世界平和は、まず身近なところからだと、わたしは思う。きょうも大切な人たちに「ありがとう」という気持ちを伝えたいと思う。

プロフィール
コピーライター、エディター
橘髙京子
大学卒業後、広告代理店のコピーライターや出版社の編集者・ライターとして勤務。現在は映像業界のプロデューサー、フリーライターとして活動中。

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