広島県が世界に誇る酒どころが、今年もビッグイベントを開催!

広島
コピーライター、エディター
Kyoko Kittaka
橘髙京子

兵庫県の灘、京都府の伏見と並んで「三大酒どころ」といわれている、広島県の西条。その西条で、今年も「酒まつり」が行われた。祭りの歴史を調べてみると、1979年から地域の活性化を願って開かれていた「みんなのまつり」が前身だそう。今のような、お酒をシンボルとした祭りに発展したのは1990年で、今年は35年目となる。

 

生まれも育ちも広島県のわたしだが、酒まつりに初めて参加したのは、15年くらい前だったろうか。それから、ほぼ毎年行っている。2024年の開催は、10月12日(土)と13日(日)。わたしは日曜日に参加したが、2日間とも晴天に恵まれ、大勢のお客さんで賑わったようだ。見どころはたくさんあるが、今回は酒蔵巡りをメインに楽しむことにした。西条の酒蔵通りには7つの蔵(賀茂泉酒造・賀茂鶴酒造・亀齢酒造・西條鶴醸造・山陽鶴酒造・白牡丹酒造・福美人酒造)があるが、どこの蔵も大渋滞‼ 残念ながら、すべて巡ることはできなかったが、わたしが好きな銘柄の大吟醸を飲むことができたので、満足! 下の写真右は日本酒を使ったショートカクテル。「ブールバール通り」でHBA(日本ホテルバーメンズ協会)中四国支部さんの屋台を発見したので、オーダーしてみた。

 

酒まつりに参加して毎回「ありがたいなあ!」と思うのは、お客さんたちが安全に楽しめるよう、実行委員の皆さんをはじめ、警察やボランティアなど実に多くの人が尽力されていること。西条駅の駅員さんたちも、お客さんがスムーズに切符を買えるようにサポートに入られていて、わたしも丁寧に対応していただき、ほっこりした。今年は、いつも激混みの往復の電車が思ったほど混んでいなくて座れたのが奇跡だ‼ 利用する時間帯によるのだろうが、本当にラッキーだった。

最後に「酒まつり」に行ってみたい! という人に、注意点(?)をひとつ。会場では大半のお客さんがお行儀よく楽しまれているが、毎年のように、あちこちに酔いつぶれて倒れている人がいたり、救急車やパトカーがサイレンを鳴らして何回も出動していたり、大声で騒いでいる人たちがいたりするので、ビックリしないように(笑)。酒まつりに限らず、アルコールを扱うイベントでは、けっこう見かける風景だが…(ほかの地域はどうなんだろう⁉)皆さんも飲みすぎには気を付けて! 日本酒を吞むときは必ず「和らぎ水」も飲もう‼

何はともあれ、無事に祭りが終了したようで、ひと安心。酒まつりは、国内外からも大勢のお客さんが来られるので、広島県のお酒が世界じゅうで注目されていることが実感できて、とっても嬉しい! 来年も無事、開催されますように…!

★酒都・西条の酒蔵や酒まつりの情報は下記を参照
酒まつり公式サイト https://sakematsuri.com/
東広島市観光協会 https://hh-kanko.ne.jp/event/76/

プロフィール
コピーライター、エディター
橘髙京子
大学卒業後、広告代理店のコピーライターや出版社の編集者・ライターとして勤務。現在は映像業界のプロデューサー、フリーライターとして活動中。

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