本の街・神保町に行ってきた。
先日、平日にお休みだったのでぶらりと本の街・神保町に行ってきた。
おやなんとなく活気があるぞ?と思ったら、神保町ブックフェスティバルと神田古書まつりが次の日から始まるところで、街のあちこちで準備の真っ最中。
ああっ、ぶらりする日を1日ずらしていたら…!とかなり後悔した。
気を取り直して、古書店をめぐってみる。
私が買い物をする時の癖なのだが、欲しいものがあってもすぐには買わず、もう一度いろいろなお店をぐるっと回ってみて、それでも欲しければ買うのである。
というわけで、気になる本を見つけて自分の頭の中の「あとで買いたいリスト」に入れておいたのだが、「やっぱりあの本買おう」ともう1度に目当てのお店に行った時、その本はなかった…!
新書はともかく、古本は本当に一期一会だというのに、気になる本を「あとで」としてしまったことを深めに反省して次へ向かう。
それにしても本は好きだが、書店や古書店はもっと好きだ。
それは、創作や人の考えや歴史などさまざまな知識のまとまりが、目の前に一気に展開していることにわくわくするからかもしれない。
勉強になるなと思える本。そうでもない本。好きな本。考え方が合わない本。
世の中にはまだまだ自分の知らないことがたくさんあり、これからもいろいろな事を知ることができると思うと、楽しさしかない。
古書は、昔に出版された本や雑誌がひょいとお店に出ていることが多く、自分の青春時代に読んだ本や雑誌がそこにあると、本当に舞い上がってしまう。
神保町に行くと、そんな「歴史」とのエンカウントが気軽にできてしまうのが嬉しい。
神田町ブックフェスティバルの方は先日終了したのだが、神田古本祭りの方は11月4日まで開催予定なので、この秋は読書を楽しみたいという方はぜひ行ってみては。
【期 間】 10月25日(金)~ 11月4日(月・祝)
【時 間】 10時~18時(最終日は~17時)
【会 場】 神田神保町古書店街(靖国通り沿い・神田神保町交差点他)
【交通機関】 都営地下鉄・東京メトロ「神保町」駅