ちょっとマニアックな博物館めぐり14:公益財団法人三菱経済研究所付属 三菱史料館
2025年のスーパーいわちゃんねる!クリ目版(要するに岩崎担当のクリエイターズステーション投稿)も、「ちょっとマニアックな博物館めぐり」をテーマにお届けします。
2月は「公益財団法人三菱経済研究所付属 三菱史料館」です。
世界で最も有名な岩崎さんは、間違いなく三菱の岩崎一族です。全国に18万人いると言われている岩崎の一人である私が言うんだから間違いありません。
その三菱の岩崎一族の初代彌太郎~4代目小彌太の足跡をたどる貴重な資料が、三菱史料館で見られます。
入口に設置されている岩崎彌太郎像の存在感にちょっとビビりますが、ぜひ勇気を持って一歩踏み入れてみてください。
三菱の岩崎一族を知るということは、同時に明治~第二次世界大戦前後の日本の経済や社会の流れを知ることになります。
また、三菱グループがいかに日本の経済を支え、重要な役割を担ってきたかがわかります。世界の三菱のスケール感がギュッとまとめられて、シンプルにわかりやすく紹介されています。
個人的にぜひご覧いただきたいと思っているのが、三菱商会の入口に掲げられていた「おかめの面」。
お客さまに笑顔で応対しましょう! という意識付けのために飾られていたそうですが、近くで見るとめちゃくちゃデカいです。どこにいても、どこからでも目に入っただろうなぁ……。
また、第二次世界大戦後の財閥解体政策による三菱本社が解散させられた後の流れも知っていただきたいです。
三菱の精神を受け継いだグループ各社の、今どきのオタ活用語で例えるなら「概念」を取り入れた社章がグッときます。こちらも展示されているものがありますので、ぜひ見てみてくださいね。
●開館時間
10:00~16:30(入館は16時まで)
●休館日
土日祝、年末年始
●所在地
東京都文京区湯島4−10−14
● アクセス
東京メトロ千代田線湯島駅 徒歩6分
東京メトロ丸の内線・都営大江戸線本郷三丁目駅 徒歩10分
●入館料
無料、予約不要
※15人以上の場合は要事前連絡
(2025年2月17日時点、店舗情報や商品注文などはホームページhttps://www.meri.or.jp/siryo-kan/から)
※掲載の団体名、店名ほか各種名称は、各社の商標または登録商標です。
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