よかった!はとバス
花粉症の真っ最中にノロウィルスにもかかり、なんというか毎年春は調子が悪い。
とはいえ、この年齢になると迷っている時間が勿体なく、今年は(今年もか)やりたいことは片っ端からやっていきたいと思った。
そのうちのひとつに「はとバスに乗って東京観光に行きたい」というものがあった。
関東に住んで20年以上になるのだが、いわゆる東京の観光名所に行ったことがなく、電車で回るのも何だし…と考えていたら、ひらめいた。
あの黄色い車体でお馴染みのはとバスがあるではないか。
ちょうど友人が地方から遊びに来るタイミングがあったので、一緒に乗らないかいと誘ってみたら非常に喜んでくれたので、3月の中旬の某日、はとバスで皇居~浅草~東京タワーのコースを回ってきた。
天候は雨。非常に寒かった。
最初にいうと、ここだけが悔やまれる箇所で、あとは非常に楽しかった。
割と近場で仕事をしているにもかかわらず見学をしたことがなかった皇居を見て、テレビでしか観たことがなかった雷門を見て仲見世通りをひやかし、「香炉の煙を体の悪いところにかけると治りが良くなる」という言い伝えでもお馴染みの浅草寺の常香炉(じょうこうろ)では煙を頭にかけてみた。少しは仕事の効率が早まるとよいが。
そして、今まで一度も行ったことがなかった東京タワーに到着。
印象的だったのは、「スカイウォークウィンドウ」。
ガラスの下はタワーの45メートルからの真下がそのまま覗ける窓で、ただ下を見るだけでも怖い。1.5トンの重さまで乗って大丈夫(らしい)。
肝試しに自分も笑いながら乗ってみたりもしたが、やっぱり怖かった。
怖いのならそんなとこに乗らなきゃいいとも思うのだが、滅多に来ない場所なのだからいろいろとやってはおきたかった。
バスに乗っている間は、東京近郊の建物でガイドさんがいろいろと案内をしてくれた。
あ、以前ニュースで見たあれか!とか歴史で有名なこれか!などなど、以前見聞きしたものが目の前を通り過ぎるのを見て、はとバスの楽しさは見学コースの場所だけではないというのが発見だった。
それにしてもガイドさんの説明というのが非常にゆっくりで聞き取りやすく、「今なんて言ったの?」が今回皆無で、プロの技術だなぁと感心してしまった。
これだけのコースを1日で電車で回ろうとすると、単純に時間もお金ももっとかかるのではと思うので、関東近郊に住んでいる方にも楽しめる観光バスだと思う。
乗ってよかった。
1日でいろいろなところを回ってくれるはとバス、おすすめです!
