加賀友禅×サブカルチャー 指スケボーからスニーカーも!

金沢
ライター
いんぎらぁと 手仕事のまちから
しお

現在、石川県庁近くの「地場産業振興センター」内じばさんギャラリーで、

「四季を彩る加賀友禅いろIRO展」が開催されています。

石川県地場産業振興センターで開催中

加賀友禅は着物を着る方を中心に全国的な知名度も高い、石川県の伝統工芸ですよね。

でも、若い世代にはちょっと敷居の高い?ジャンルかもしれません。

しかし、近頃では加賀友禅にも新しい風が吹いています。

音楽をテーマにした加賀友禅の着物

今年の加賀友禅の展示会では新作として、床の間だけにこだわらない

幅広いシーンで飾れるKAKEJIKU(掛け軸)「彩四季」が発表されました。

KEJIKU「彩四季」

加賀友禅のベテラン作家・杉浦伸さんの作品ですが、色合いがなんともポップ♡

春・夏・秋・冬と四季それぞれに展開しているのですが、

色彩の可愛さにキュンキュンしてしまいました。

また、新作として加賀友禅の工房・文庵さんから登場したのが、この指スケボーです!

「工房文庵」と「清雅堂」がコラボした加賀友禅の指スケボー

もともと、加賀友禅のスケートボードを制作されたことから、指スケボーも作られたとのこと。

ほかにも加賀友禅の彩色がほどこされたスニーカーや二重リボンなど、

着物だけでない新しい加賀友禅が見られて、とても楽しい展示でした!

加賀友禅スニーカー

加賀友禅の二重リボン

入場無料で9月2日まで開催されているので、夏休みなどで金沢へ立ち寄った際にはぜひ、

ネオ加賀友禅を堪能してみてくださいね。

プロフィール
ライター
しお
ブランニュー古都。 ふるくてあたらしいが混在する金沢に生まれ育ち、最近ますますこの街が好きです。 タウン情報サイトの記者などをしながら見つけたもの、感じたことをレポートします。

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