わたしの愛するひゃくまんさん
石川県のゆるキャラ・ひゃくまんさんを知っていますか?
2013年から首都圏や石川県内で活動をする、石川県観光PRマスコットキャラクターです。
奇抜なフォルムとちょびヒゲが特徴的なひゃくまんさんですが、知れば知るほど愛すべき点が盛りだくさんすぎる!
今回はひゃくまんさんのとめどない魅力について、紹介させてください!
まず、ひゃくまんさんの風貌について。
金沢の伝統的な玩具・加賀八幡起上りをモチーフにつくられ、雰囲気は一般的にいうおきあがりこぼしやだるまに似ています。
東レの最新技術・炭素繊維でできたボディは金箔に包まれ、兼六園のことじ灯篭や石川門、伝統工芸の加賀てまりに輪島塗、加賀友禅柄などなど、石川県の観光地や名産品がこれでもか!とくどいくらいに描かれています。
ひゃくまんさんの製作費は1体約200万円とお高く、見た目どおりに豪華絢爛なゆるキャラです。
その衝撃的なビジュアルは、誕生直後から石川県議会をもザワつかせ、賛否両論の声が上がりました。
スマホにはひゃくまんさんステッカーを貼っているわたしも、いまだ同じ金沢人にすらひゃくまんさんの良さがわからない…といわれることも。
でもね、本物のひゃくまんさんを一目見てほしい!
豪華絢爛ボディは本物の金沢金箔を使っているだけあって、本当に美しいです!
必殺技・七転び八起きポーズもシュール極まりない動きで、沸き立つエモーションが止まらない。
ひゃくまんさんは北陸新幹線金沢開業PRを機に生まれたキャラクターなのですが、なんと、新幹線に乗れません!サイズ的に。
なにそれ、その見切り発車感。たまらん。
ひゃくまんさんが各イベントや観光スポットへ行くことは「お出まし」といいます。
「登場」でなく「出演」でもなく「お出まし」になられるあたりが、やんごとなき雰囲気で素敵。
ひゃくまんさんにはテーマソング「ひゃくまんさん小唄」があるのですが、作詞はCMディレクターの早川和良さん、作曲は松任谷由美さん、アレンジは元東京スカパラダイスオーケストラのASA-CHANGさんです。
ユーミンに曲をつけてもらったゆるキャラが、ほかにあるでしょうか?!
ひゃくまんさん、なんだかよくわからないけれど、興味深いでしょ。
金沢にはいつでも実物大のひゃくまんさんが見られる「ひゃくまんさんの家」があります。
観光地・ひがし茶屋街近くの「八百萬(やおよろず)本舗」の2階に、ひゃくまんさんのフィギュアがででーんと鎮座しております。
本物にさわるとご利益があるといわれるひゃくまんさんのおみくじもありますよ。
石川県に来られた際には、本物のひゃくまんさんに会えればラッキー。
ひゃくまんさんの家にもぜひ、足を運んでみてくださいね。