お持ちですか?記者ハンドブック

東京
フリーランス記者・作家
スーパーいわちゃんねる!クリ目版
岩崎

 「記者ハンドブック」という書籍をご存知だろうか?

 共同通信社が発行している新聞用字用語集(=辞典)で、ほぼ全ての新聞社・新聞記者がこれを参考に原稿を書いていると言っても過言ではない。最新の第13版がAmazonで2090円(2020年1月現在)、書店でも販売されている。ちょっといいお値段だが、ライターを目指す人は1冊持っていて損はないはずだ。だって文章を書くことを生業としている人たちが、常に片手に持っているものだからね。

 例えば「頭がさえる」という表現を使いたい時、「さえる」は平仮名と漢字の「冴える」のどちらを使った方が良いだろう?

 記者ハンドブックではひらがなの「さえる」を推奨。「冴える」は「間違いではないが使わない方が好ましい」という意味で△マークが付いている。パソコンで原稿を書いているとついカッコいい漢字の方を使ってしまいがちだが、読み手により読みやすくわかりやすい文章を心がけるとすればひらがな表記の方が良い時もある。他にも間違いやすい慣用句(画像左側の「逆怨み→逆恨み」)や、紛らわしい地名などについても解説が載っている。

 この書籍は文章表現で迷子になった時の虎の巻になるので、ぜひお手に取って活用してほしい。

プロフィール
フリーランス記者・作家
岩崎
フリーランス記者・作家。メディア関係の仕事に就く傍ら、書いて撮って編集・デザインして発信できる「平面系マルチクリエイター」を目指す平成元年生まれ。巳年・蠍座の女。本家ブログは「スーパーいわちゃんねる!」で検索。宮城県出身、東京都在住。推しはミヤギテレビ「OH!バンデス」のお天気コーナーを担当している小杉浩史気象予報士。

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