2020.05.04
ホントにあったフォントの話
東京
フリーランス記者・作家
スーパーいわちゃんねる!クリ目版
岩崎氏
デザインに関してはドが付くほどの素人、仕事ではデザイナーさんにお任せっぱなしで投げっぱなしの私だが、なぜか「男性向けにアピールしたい時はゴシック体、女性向けにアピールしたい時は明朝体」という事だけは知っている。どういう事かというと「男性は太くて直線的で、力強い印象のフォント」「女性は細くて曲線的で、柔らかい印象のフォント」を好む傾向にあるそうである。
……ということを、池袋駅に掲示されていたポスターで思い出した。エステ事業を手がける某企業の広告だが、左が女性向け・右が男性向け(メンズエステ)の内容になっている。左は明朝体と細くて曲線的な英字フォント、右はゴシック体と太くてどっしりした英字フォントが組み合わされており、それぞれのターゲットに向けたデザインになっている。
フォントといえば、3月に開業した高輪ゲートウェイ駅の看板や改札口の表示に明朝体が採用され「見づらい」という声が挙がったことが話題になったが、
ホームの駅名表示だけはゴシック体になっている。理由はわからないが、おそらくこの部分だけは他の駅と統一しなければならない事情があったのだろうと予想する。
文字フォントを意識して街を見ると、新しい発見があって結構楽しいかも。
プロフィール
フリーランス記者・作家
岩崎氏
フリーランス記者・作家。メディア関係の仕事に就く傍ら、書いて撮って編集・デザインして発信できる「平面系マルチクリエイター」を目指す平成元年生まれ。巳年・蠍座の女。本家ブログは「スーパーいわちゃんねる!」で検索。宮城県出身、東京都在住。ゴールデンウィークは実家に帰れず、外出も自粛中のためAmazonプライムビデオとYoutubeを見まくっている。