たかが人形、されどフィギュア
「海洋堂フィギュア展」へ行ってきました。
実は「海洋堂」という名前も知らなかったわたしです。なんとなく、小学生男子が喜びそう…と子どもたちを連れて行ったのですが。
フィギュアって、なかなかに奥深いものですね!
いやいや、いまさら何言ってんの?とフィギュア好きな人には鼻で笑われそうですが、平面の絵や漫画やアニメで十分伝わると思っていたキャラクターの姿かたちが、フィギュアで立体化することでこんなにも発見があるとは。
前から後ろから横からてっぺんから、へーこんな柄だったのね。とか、後ろにこんな武器を隠しているのね。とか、自ら見つけていける楽しみがありました。
フィギュア展はまず、キャラクターモデルの展示からスタートします。ウルトラマンにゴジラ、エヴァンゲリオン、北斗の拳などなど。
グレムリンとナウシカ(うしろにはクシャナ姫)のフィギュアに、胸がワクワク。
さらに進むと、動物や想像上の生き物を模したネイチャーモデル、世界の美術品を再現した博物館モデルのコーナーに。
風神・雷神など神様の像や仏像のフィギュアが美しくて細かくて、本当にすてきです。
その先には、みんな大好き食玩が!
子どもの頃、血眼で集めたチョコエッグのペットシリーズを発見したとき、懐かしすぎてもはやショーウィンドウにべったり。
えーん、かわいいなー。ほしいなーほしいなー。
大人になってから「ムダなもの」にあまり購買意欲をかきたてられなくなって、これ欲しいけどどこに置く?となったときに、いやーいらんわ。の繰り返し。
フィギュアも然り、なくても生きていける。
だけど、生活の中でふとした瞬間視界の中に留めておける幸せや、そばに置いておける安心感のようなものがわかった気がしました。
結果、息子たちにも置いていかれ、「これもう何時間もおれるやつやー!」とたっぷり堪能してしまったフィギュア展だったのでした。